スノーボード・ハーフパイプのFIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップ第2戦がスイス・ラークスにて行われ、現地時間1月19日に男子と女子の予選が行われた。21日には、決勝が行われる予定だったが、悪天候の影響で中止となったことから、予選の結果が最終成績として認定されている。なお、予選では、男女ともに各選手は、2回のラン(演技)を行い、そのいずれかのベストスコアで順位を争った。
■男子
32名がエントリーした男子の予選では、ローザンヌ2020冬季ユースオリンピックで金メダルに輝き、北京2022で日本代表を務めた平野流佳が、2回目のランで95.25というハイスコアをマークし、1位に輝いた。また、平昌2018と北京2022と2大会連続オリンピック代表を務めた戸塚優斗が、ベストスコア91.50(2回目)で3位に入っている。
男子の表彰台成績ならびにそのほかの日本代表の成績は、以下の通り。
- 平野流佳 95.25
- スコッティ・ジェームス(オーストラリア) 95.00
- 戸塚優斗 91.50
----
- 8位 重野秀一郎 83.25
- 11位 平野海祝 79.50
- 13位 山田琉聖 77.50
- 19位 片山來夢 65.75
■女子
23名がエントリーした女子では、平野流佳と同様に、ローザンヌ2020冬季ユースオリンピックで金メダルを獲得し、北京2022で日本代表を務めた小野光希が、2回目のランで89.50という高得点を記録して、1位に輝いた。また、北京2022で5位入賞の冨田るきが、64.50(1回目)をマークして7位に入っている。
女子の表彰台成績は、以下の通り。
- 小野光希 89.50
- ウー・シャオトン(中華人民共和国) 89.00
- マディ・マストロ(アメリカ合衆国) 82.50
なお、今大会では、スノーボード・スロープスタイルのワールドカップも行われており、現地時間22日に決勝が行われる予定だ。