【スキージャンプ】W杯 混合団体でSNOW JAPAN5位…個人は表彰台を逃す

ドイツ・ティティゼー=ノイシュタットにて現地時間12月11日に、スキージャンプのワールドカップが閉幕した。北京2022にて初採用された男女混合団体戦が今季初めて開催され、日本は5位だった。個人戦では、小林陵侑の10位と、伊藤有希の13位が日本勢最高となり、表彰台を逃した。髙梨沙羅は14位。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2022 Getty Images)

FIS(国際スキー・スノーボード連盟)が主催する、2022/2023シーズンのノルディックスキー・ジャンプのワールドカップが、ドイツ・ティティゼー=ノイシュタットにて現地時間12月9日から11日までの3日間にわたって行われた。男女の個人戦とオリンピックでは北京2022で初採用となった男女混合団体戦を実施。今季W杯における混合団体戦は今回が最初となる。

■SNOW JAPANは5位

全10チームが参加した混合団体戦には、北京2022でも日本代表を務めた小林陵侑、伊藤有希、髙梨沙羅に加え、北京2022個人種目代表の中村直幹の4名でチームを組んで出場した。

4名の1回目ジャンプを終えた時点で、暫定7位(スコア:397.1)となった ”SNOW JAPAN" こと日本代表は、上位8チームによる決勝へ進出。その決勝となる2回目のジャンプでは、北京2022男子ノーマルヒルで金メダルに輝く小林陵と、平昌2018女子ノーマルヒルで銅メダルを獲得している髙梨のふたりが、巻き返しとなるパフォーマンスでスコアを伸ばし、最終的に合計得点842.7として、順位を2つ上げて5位となった。優勝は、予選からの1位を守り抜いたオーストリアで、合計得点は985.9だった。

■個人は、表彰台を逃す

今大会では、男子の個人戦が2回と、女子の個人戦も行われたが、日本勢最高は小林陵の10位と、伊藤の13位で、男女ともに表彰台を逃している。

日本代表選手の個人戦最終成績は、以下の通り。

男子ラージヒル(12月9日実施)

  • 小林陵侑 10位 243.2
  • 中村直幹 19位 229.0
  • 二階堂蓮 45位 92.7(予選敗退)
  • 佐藤幸椰 46位 89.6(予選敗退)
  • 佐藤慧一 48位 85.3(予選敗退)

男子ラージヒル(12月11日実施)

  • 小林陵侑 12位 260.2
  • 中村直幹 26位 242.8
  • 二階堂蓮 44位 103.8(予選敗退)
  • 佐藤慧一 47位 98.4(予選敗退)
  • 小林潤志郎 48位 94.3(予選敗退)

女子ラージヒル(12月11日実施)

  • 伊藤有希 13位 227.6
  • 髙梨沙羅 14位 225.0
  • 丸山希 19位 209.3
  • 勢藤優花 20位 203.5
  • 宮嶋林湖 30位 170.8
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