白井空良、ラストランで逆転の初優勝!|Xゲームズ千葉2024最終日

幕張メッセで開催されたXゲームズ千葉2024は9月22日に大会最終日を迎えた。スケートボード男子ストリート決勝では、パリ2024入賞の白井空良が最終のランで高得点を叩き出し、逆転して大会初優勝を飾った。また、根附海龍と小野寺吟雲がメダルを獲得し、日本勢で表彰台を独占している。

1 執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
Sora Shirai of Team Japan competes during the Men's Street Finals on day three of the Olympic Games Paris 2024 at Place de la Concorde on July 29, 2024 in Paris, France. 
(2024 Getty Images)

アクションスポーツの国際競技会、Xゲームズ千葉2024(英名:X Games Chiba 2024)が幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催され、9月22日に大会最終日を迎えた。

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スケートボート男子ストリートの決勝には、前日(21日)の予選を勝ち上がった日本人5名を含むファイナリスト8名が出場した。

3回のランのうち、最も高いスコアで順位を争うこの種目では、パリ2024で4位入賞の白井空良が最終のラストランで94.66を叩き出し、逆転して大会初優勝を飾った。また、2位にはスコア93.00の根附海龍、3位にはスコア89.00の小野寺吟雲が入り、日本勢で表彰台を独占している。池田大暉は5位、佐々木音憧は7位だった。

優勝した白井は、閉幕からおよそ1ヶ月半が経過したパリ2024で燃え尽きたような感覚と、疲労のあまりなかなか練習することができなかったことを明かした上で、「小さい頃から憧れているこの舞台で優勝したいっていうのが夢だったので、すごい嬉しいです」と喜びを滲ませた。また、次回エディションのオリンピックであるロサンゼルス2028に向けては、「早すぎて、考えていない」と語りつつも「ひとつひとつ、世界大会を大事にして優勝できるように頑張っていけば、近づいてくるかなと思います」と意欲を見せた。

スケートボード女子パークの決勝では、パリ2024金メダリストのアリサ・トゥルー(オーストラリア)が唯一90点台のハイスコア(91.66)を記録して優勝している。日本からただひとり、決勝に進出していた東京2020金メダリストの四十住さくらは、スコア76.00で4位だった。

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