アクションスポーツの国際競技会、Xゲームズ千葉2024(英名:X Games Chiba 2024)が幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催され、9月22日に大会最終日を迎えた。
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スケートボート男子ストリートの決勝には、前日(21日)の予選を勝ち上がった日本人5名を含むファイナリスト8名が出場した。
3回のランのうち、最も高いスコアで順位を争うこの種目では、パリ2024で4位入賞の白井空良が最終のラストランで94.66を叩き出し、逆転して大会初優勝を飾った。また、2位にはスコア93.00の根附海龍、3位にはスコア89.00の小野寺吟雲が入り、日本勢で表彰台を独占している。池田大暉は5位、佐々木音憧は7位だった。
優勝した白井は、閉幕からおよそ1ヶ月半が経過したパリ2024で燃え尽きたような感覚と、疲労のあまりなかなか練習することができなかったことを明かした上で、「小さい頃から憧れているこの舞台で優勝したいっていうのが夢だったので、すごい嬉しいです」と喜びを滲ませた。また、次回エディションのオリンピックであるロサンゼルス2028に向けては、「早すぎて、考えていない」と語りつつも「ひとつひとつ、世界大会を大事にして優勝できるように頑張っていけば、近づいてくるかなと思います」と意欲を見せた。
スケートボード女子パークの決勝では、パリ2024金メダリストのアリサ・トゥルー(オーストラリア)が唯一90点台のハイスコア(91.66)を記録して優勝している。日本からただひとり、決勝に進出していた東京2020金メダリストの四十住さくらは、スコア76.00で4位だった。