吉沢恋、赤間凛音らがレベルを押し上げた女子ストリート決勝、動画で振り返ろう/パリ2024スケートボード
執筆者 Chiaki Nishimura1 分|
パリ2024オリンピックの大会1日目となった7月28日、日本のスポーツファンは不安に包まれた。
柔道で角田夏実が日本選手大会第1号の金メダル、永山竜樹(りゅうじゅ)が銅メダルに輝いたものの、活躍が期待されたバレーボール男子日本代表チームがグループステージ予選で格下のドイツ代表チームに敗れ、卓球混合ダブルスでは張本智和&早田ひなが初戦敗退。体操男子予選では橋本大輝が精彩を欠き、連覇のかかった種目別鉄棒で決勝進出を逃した。
暗雲が垂れ込める中で迎えた2日目、その空気を断ち切るかのように柔道の阿部一二三をはじめ、日本代表選手が金メダル3つ、銀メダル2つを獲得。中でも日本勢を活気づけたのが、スケートボード女子ストリートの14歳の吉沢恋(ここ)、15歳の赤間凛音(りず)、19歳の中山楓奈(ふうな)である。
世界のトップスケーター22人が参加して行われた女子ストリート予選は、大会2日目の7月29日現地時間正午に始まった。
日本からは吉沢、赤間、中山の3選手が登場。3人ともに予選を通過して8人で行われる決勝に駒を進めると、午後5時からの決勝では、パーク内を45秒間で自由に滑走する「ラン」で赤間が89.26点、吉沢が86.80点、中山が79.77点をマークしてそれぞれ暫定1位、2位、3位。戦いはシングルトリックを競う「ベストトリック」に移行し…。
ブラジルのスター、ライッサ・レアウやオーストラリアの若きスケーター、クロエ・コベルらも参加した白熱の女子ストリート決勝をリアルタイムで見た人も、見逃した人も、動画ハイライトで振り返ろう。
【ハイライト動画】吉沢恋、赤間凛音が金銀メダル! パリ2024スケートボード女子ストリート決勝
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