吉沢恋が金、赤間凛音が銀メダル! パリ2024スケートボード女子ストリート

執筆者 Chiaki Nishimura
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写真: Atiba Jefferson / World Skate

パリ中心部のコンコルド広場で7月28日、パリ2024オリンピックスケートボード女子ストリート決勝が行われ、日本代表の吉沢恋(ここ)、赤間凛音(りず)がワンツーフィニッシュを飾り、それぞれ金メダル、銀メダルを獲得した。銅メダルは東京2020銀メダルのライッサ・レアウ(ブラジル)。東京2020銅メダルの中山楓奈(ふうな)は7位で戦いを終えた。

パーク内を45秒間で自由に滑走する「ラン」2本、シングルトリックを行う「ベストトリック」5本で競われた決勝。吉沢はランで89.26点を出し、赤間に続いて暫定2位でベストトリックに進むと、4本目で今大会最高得点となる96.49点をたたき出して暫定1位に浮上。そのまま首位を維持して金メダルを決めた。

決勝後、Olympics.comのインタビューに応えた吉沢は、「やっとというか…1回目のオリンピックなんですけど、今まで1回出てきたくらいの気持ちで、やっと表彰台に乗れでホッとした気持ちです」と穏やかな表情で語った。金メダルという結果について、「全然想像できてなかったです。想像してるともしダメたったらって考えちゃうところがあって。でも最後の4本目を乗れたときに、もしかしたら1位になれるかなってやっと想像しました」と笑顔をみせた。

ともに表彰台に立った赤間について、「この1位を取れてるのも少なからず凛音ちゃんのおかげだと思うので、感謝する部分もあるし、これからも切磋琢磨してレベルを上げていける親友だと思います」と続けた。