アクションスポーツの国際競技会、Xゲームズ千葉2024が9月20日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開幕。21日は女子スケートボード・ストリートの決勝が行われた。
クロエ・コベル(オーストラリア)が87.33点で優勝。ワールドスケートゲームズ2024で3位だった伊藤美優が84.00点で2位に入った。伊藤はほかのスケーターより技の難度は低いとしつつ「一つひとつの技の完成度が高いと思っています」と分析。「ランの構成やスピードを意識して、いい流れに見えるように滑っています。そこが評価につながっているんじゃないかと思います」と手応えを語った。
3位はパリ2024オリンピック銀メダリストの赤間凛音で83.00点。同金メダリストの吉沢恋は82.66点で4位となり、わずかに表彰台に届かなかった。吉沢は「自分のベストなルーティンだったと思うので、それで勝てなかったということで諦めもつく。吹っ切れて、上位の3人、決勝に上がった全員におめでとうと言えるかなと思います」と振り返った。
そのほか、日本から出場している松本雪聖が79.33点で5位、中山楓奈が77.66点で6位、上村葵が75.66点で7位だった。
同日行われた男子スケートボード・ストリート・ベストトリックでは池慧野巨が「ノーリービッグスピンヒールバックテール」で優勝。「久しぶりの金メダルで、めっちゃうれしいです」と喜びを語った。男子スケートボード・バートの決勝では猪又湊哉が2位、BMXパークでは中村輪夢が2位に入った。