マネージメント会社の「Icon Management」は5月3日、同社のソーシャルメディアを通じ、「トーリ・ボウイが亡くなったという非常に悲しいニュースを共有することになり、私たちは深い悲しみに包まれています。私たちは、クライアント、親愛なる友人、娘、そして妹を失いました」とコメントを発表。「トーリはチャンピオンでした…。とても明るく輝く光でした。私たちは心を痛めています。ご冥福をお祈りいたします」とつづった。
ボウイさんは、リオ2016オリンピックの陸上競技女子4×100mリレー決勝でアメリカ合衆国代表チームのアンカーを務め、チームメイトのティアナ・バートレッタ、アリソン・フェリックス、イングリッシュ・ガードナー、モロラケ・アキノスンとともに金メダルを獲得した。
また、個人種目の女子100mでは金メダルを獲得したエレイン・トンプソン・ヘラと銅メダルのシェリー・アン・フレーザー・プライスというふたりのジャマイカ勢の間に入り込んで銀メダルを獲得。200mではトンプソン・ヘラとオランダのダフネ・シパーズに続いて3位となった。
さらに、翌年ロンドンで行われた世界選手権では、女子100mで優勝した。
陸上競技界の友人たちがトーリ・ボウイさんを追悼
「トーリ・ボウイのご家族のことを思うと胸が痛みます。偉大な選手であり、光の源でした。あなたのエネルギーと笑顔は、いつも私のそばにあります。安らかにお眠りください」
「信じられないよ。地元の姉妹のところに行くという話を聞いたばかりなのに、こんなことになるなんて。心が痛みます。ご冥福をお祈りいたします」
「オリンピックで3つのメダルを獲得し、世界王者に2度輝いたトーリ・ボウイの訃報に触れ、深い悲しみを感じています。彼女がこのスポーツに与えた影響は計り知れません。深く惜しまれることでしょう」