大谷翔平と山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャースは現地時間10月5日、本拠地であるドジャー・スタジアムにおいてポストシーズン初戦となるディビジョンシリーズ(地区シリーズ)第1戦でサンディエゴ・パドレスと対戦した。
レギュラーシーズンを終えた北米プロ野球・MLB2024シーズンでは、10月よりポストシーズンが開幕。ナ・リーグ西地区で1位となったドジャースは、このディビジョンシリーズがポストシーズンの初戦となる。一方、パドレスはアトランタ・ブレーブスとのワイルドカードシリーズで2連勝を飾り、このディビジョンシリーズ進出を決めている。
メジャー7年目にして、初のプレーオフマッチに出場する大谷は、レギュラーシーズンと同様、この日の試合でも「1番・指名打者」として出場。3点ビハインドの2回、2アウト一、二塁の場面で大谷は打った瞬間にホームランを確信する豪快なアーチの3ランを放ち、同点に並ぶ。
3回にはパドレスに2点を勝ち越され、ふたたび追う展開となったドジャースは4回、1アウト一塁、二塁の場面で第3打席に入った大谷がフルカウントから6球目を振り抜いて、センター前ヒット。満塁のチャンスを得たこの回で、ドジャースは3点を返し、逆転に成功する。
5回にも1点を追加したドジャースは、そのまま7−5でリードを守り抜き、大事なポストシーズン初戦を白星で飾った。この日の大谷は5打数2安打3打点を記録する活躍で、チームの勝利に貢献している。
また、ドジャースの先発投手を任され、大谷と同様ポストシーズン初出場となった山本は、初回に2ラン本塁打を浴びて3失点。3回に2点奪われたところで、マウンドを降りている。
ディビジョンシリーズは、先に3勝したチームがリーグチャンピオンシップシリーズの出場権を獲得することができる。
上位シリーズへの進出をかけたドジャースとパドレスの第2戦は、現地時間10月6日(日本時間7日)に行われる。