北京2022冬季オリンピックの大会6日目となる2月10日、フィギュアスケート男子シングルが行われ、アメリカ合衆国のネイサン・チェンが優勝した。メダリストは以下の通り。
第3グループ17番滑走した**羽生結弦**は、注目を集めた4回転アクセルに果敢に挑戦したが転倒。回転不足となったものの、ISU公認大会では世界で初めて認定された。2大会連続金メダルの羽生は、283.21点で4位となった。
2020年のユースオリンピックで金メダルを獲得し、今季グランプリシリーズ2戦で勝利を収めていた鍵山にとっては、元フィギュアスケーターでリレハンメル大会に出場した父・正和コーチとの二人三脚で臨んだ北京オリンピック。演技後、得点が発表されると、キスアンドクライではふたりの笑顔が弾けた。最終滑走のチェンの演技により、鍵山の2位が確定。堂々の銀メダルとなった。
宇野昌磨は、高難易度のプログラム「ボレロ」を力強く滑り、平昌大会での銀メダルに続く北京大会での銅メダルとなり、2大会連続で表彰台に立った。