北米プロ野球・MLB公式戦、ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツが現地時間4月19日、ドジャー・スタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で行われた。ドジャースの先発は山本由伸。大谷翔平はこの試合も2番・DH(指名打者)で出場となった。
山本は初回、三者凡退。2つの三振を奪う上々の立ち上がりを見せる。2回も先頭の4番・一塁、ピート・アロンソを空振りの三振に斬って取るも、続くDHのデメトリアス・ジェローム・スチュワートに投じた初球を右中間スタンドへ運ばれる。さらに味方のエラーなどでピンチを招くと、8番・中堅のハリソン・ベイダーに適時打を打たれ、2点を失う。3回もアロンソの適時打、スチュワートの犠牲フライで2失点。4回は一死2、3塁のピンチを招くも、連続三振により無失点でしのぐ。
ドジャースの反撃は4回。先頭の大谷が四球で出塁すると、すかさず盗塁。5番に入ったテオスカー・ヘルナンデスの適時打で本塁に生還する。山本は5回を三者凡退。その裏、ドジャースは大谷の適時打で1点を追加。山本はMLBで自身初となる6回のマウンドに上がると、この回も無失点で抑える。山本は6回99球、9奪三振、自責点3で降板。6回裏、ドジャースは9番、クリス・テーラーの2点適時打で追いつき、山本に勝敗が付かないことが決定した。
試合を振り出しに戻したドジャースだったが、救援陣が振るわず、7回以降は毎回の失点。4-9で2連敗となった。大谷は4打数1安打、1四球、1盗塁で、打率は.356となっている。