北米プロ野球・MLB公式戦、サンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャースが現地時間5月13日、オラクル・パーク(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で行われた。ジャイアンツの先発はジョーダン・ヒックス。ドジャースの先発はMLB公式の予想とは異なり、山本由伸となった。
ドジャースは初回、先頭打者のムーキー・ベッツが本塁打。続く2番・指名打者(DH)の大谷翔平もヒットを放つが、その後はヒックスが3人で抑える。山本は2回、2本のヒットで一死1、2塁とされると、8番のルイス・マトスへの初球カーブをレフトスタンドに運ばれ、3点を失う。山本は3回、4回、5回と三者凡退で切り抜け、立ち直りを見せる。
ドジャースは5回、大谷の内野安打で1点を返すと、6回にも1点を挙げて3-3。しかし6回の山本は一死から2連続で四球を出す。2アウトまでこぎつけるも、6番のエリオト・ラモスに勝ち越しタイムリーを許して降板となる。山本は5回2/3、84球、被安打5、与四球2、4失点だった。
ドジャースは7回、代打のキケ・ヘルナンデスが本塁打を放ち、4-4。試合は延長タイブレークに突入する。10回、先頭の大谷は空振り三振に倒れるも、4番のウィル・スミスがランナーを2人返して勝ち越し。6-4でドジャースが勝利を収めた。大谷は5打数2安打1打点。
シカゴ・カブスの今永昇太はアトランタ・ブレーブス戦に先発。5回98球、被安打7、与四球3と苦しんだが、要所を締めるピッチングで、ブレーブス打線を無失点に抑える。試合はブレーブスが2-0で勝利。2番・右翼で出場したカブスの鈴木誠也は4打数1安打。今永は防御率0.96としている。