デンマーク・オールボーで現地時間8月29日から始まる、ミラノ・コルティナダンペッツォ2026冬季オリンピック競技大会・男子アイスホッケー最終予選に先立ち、日本アイスホッケー連盟(JIHF)は14日、東京都で記者会見を行った。会見には鈴木貴人強化本部長、ジャロッド・スカルディ監督、中島彰吾主将が登壇。長野1998以来となるオリンピック出場に向けた意気込みなどを語った。
参照:IIHF - Home 2025 MEN’S FINAL OLYMPIC ICE HOCKEY QUALIFICATION, Group F
ミラノ・コルティナダンペッツォ2026男子アイスホッケーに出場するチーム数は12。IIHF(国際アイスホッケー連盟)世界ランキング上位8チーム(カナダ、ロシア、フィンランド、チェコ共和国、スイス、アメリカ合衆国、スウェーデン、ドイツ)と開催国のイタリア、最終予選を勝ち抜いた3チームが予定されている。同24位の日本は最終予選グループFに所属。29日にノルウェー(同12位)、30日にデンマーク(同11位)、9月1日にイギリス(同17位)と対戦し、グループ1位となった場合、出場枠を獲得する。
※復帰が認められた場合
中島彰吾主将のコメント
今回のオリンピック最終予選は、個人的にも初めての最終予選ということで本当に楽しみにしています。7月の代表合宿も1週間ハードなトレーニングをしましたが、今回選ばれた24枠は、本当にその中から勝ち取った席だと思っています。それぞれがオリンピックに向けて熱い思いを抱いている24人だと思うので、団結してこれからの試合に臨みたいと思っています。
4月の世界選手権(Div.Ⅰ/6チーム中5位)は個人としてもチームとしても悔しい大会でした。僕個人としても、もっと上を目指せる部分があったと思いますし、惜しくも敗れてしまった試合でも勝てるチャンスは必ずあったと思っているので、世界選手権の悔しさを晴らすためにも、これからもしっかりとプレーしたいと思っています。
参照:2024IIHF男子アイスホッケー世界選手権Div.ⅠA
これから2週間弱、テストマッチ2試合も含めて合宿を行います。 僕個人的にも今日まで100パーセントの気持ち作りと準備をしてきました。これから現地に入ってさらにコンディションを上げながら、まずは第1戦に向けて準備したいと思っています。もちろん相手は世界ランキングが上位で本当に強敵ですが、日本のアイスホッケーを100パーセント、120パーセントぶつければ、必ず勝利がつかめると僕たちは信じて戦います。良い準備をして大会に臨めるように頑張っていきたいと思いますので、ぜひ日本代表を応援していただければ、うれしいです。
日本代表メンバー
- GK 成澤 優太(レッドイーグルス北海道)
- GK 福藤 豊(日光アイスバックス)
- GK 佐藤 永基(レッドイーグルス北海道)
- DF 山田 虎太朗(レッドイーグルス北海道)
- DF ハリデー 慈英(レッドイーグルス北海道)
- DF 佐藤 大翔(日光アイスバックス)
- DF 早田 聖也(日光アイスバックス)
- DF 石田 陸(HC Merano/AlpsH)
- DF ロウラー 和輝(KH Energa Toruń/PHL)
- DF 米山 幸希(東北フリーブレイズ)
- DF 大津 夕聖(HL ANYANG)
- FW 中島 彰吾(レッドイーグルス北海道)
- FW 髙木 健太(レッドイーグルス北海道)
- FW 入倉 大雅(レッドイーグルス北海道)
- FW 中島 照人(HC Merano/AlpsH)
- FW 大津 晃介(日光アイスバックス)
- FW 古橋 真来(日光アイスバックス)
- FW 鈴木 健斗(日光アイスバックス)
- FW 磯谷 奏汰(日光アイスバックス)
- FW 大澤 勇斗(横浜グリッツ)
- FW 平野 裕志朗(HC TIWAG Innsbruck/ICEHL)
- FW 三浦 優希(Iowa Heartlanders/ECHL)
- FW 佐藤 優
- FW 榛澤 力(HL ANYANG)