スコットランドの首都・エディンバラにて、現地時間の9月9日から11日まで、スポーツクライミングのワールドカップが開催される。今大会では、リードとスピードの2種目が行われる予定で、日本からは男子11名、女子9名の、合計20名がエントリーしている。ここでは、大会の放送予定と見どころを紹介しよう。
■日程・放送予定
日程
※現地時間で紹介
9月9日(金)
- スピード予選 12:00〜
9月10日(土)
- リード予選 9:00〜
- スピード決勝 19:00〜
9月11日(日)
- リード準決勝 11:00〜
- リード男子決勝 18:00〜
- リード女子決勝 10:00〜
放送予定
BS/CS:J SPORTS 2(リード決勝のみ/日本時間9月12日 01:45〜)
ネット:J SPORTS オンデマンド(リード決勝のみ/日本時間9月12日 01:45〜)
※2022年9月5日時点の情報
■見どころ
Tokyo2020で初採用されたスポーツクライミングは、開幕まで2年を切ったパリ2024や、その先のロサンゼルス2028でも実施が決まっているオリンピックの新競技で、これまでのワールドカップや国際大会においても、日本代表選手は数多くの表彰台成績を収めている。
直近では、9月3日にスロベニア・コペルで開催されたワールドカップの女子リード種目において、3年ぶりの出場となった森秋彩が、Tokyo2020初代金メダリストのヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)を打ち破って金メダルに輝き、世界の注目を集めたばかり。2週連戦のワールドカップで、連続優勝となるか。
さらに、先月8月末にアメリカ合衆国・ダラスで開催された世界ユース選手権2022の男子スピード種目において、日本勢として大会史上初めて世界の頂点に立ったのが、高校生の藤野柊斗だ。年齢カテゴリーのないワールドカップにおいて、シニアの選手を交えて、日本のホープはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
このほか、リード種目にて男子6名、女子6名、スピード種目にて男子5名、女子3名、総勢20名の日本代表選手が今大会にエントリーしている。新しいオリンピックプログラムから新たなムーブメントを巻き起こす、TEAM JAPANのクライマーたちから目が離せない。
■日本代表 派遣選手
リード
スピード
男子
- 大政 涼(おおまさ りょう/松山大学)
- 北見 宗和(きたみ むねかず/- )
- 竹田 創(たけだ はじめ/日本体育大学)
- 藤野 柊斗(ふじの しゅうと/千葉商科大学付属高等学校)
- 三田 歩夢(みた あゆむ/船橋市立船橋高等学校)
女子
- 相原 麻菜美(あいばら まなみ/愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)
- 金谷 春佳(かねたに はるか/鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
- 林 奈津美(はやし なつみ/奈良県山岳連盟)