【スポーツクライミング】W杯いわて盛岡第1日:森秋彩が女子首位で予選突破…男子は楢﨑智亜が3位で準決勝へ

「IFSCクライミングワールドカップ B&Lコンバインド いわて盛岡 2022」が10月20日、岩手県営運動公園で開幕。初日は予選が行われ、日本から出場している男女16人全員が翌日の準決勝に進んだ。森秋彩が女子の予選首位、楢﨑智亜が男子3位の成績を残している。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Tomoa Narasaki
(GETTY IMAGES)

「IFSC(国際スポーツクライミング連盟)クライミングワールドカップ B&Lコンバインド いわて盛岡 2022」が10月20日、岩手県営運動公園で開幕した。今大会はパリ2024で採用されるコンバインド(ボルダリングとリードの複合)を行う初のW杯。大会初日は男女予選を行った。

男子は日本から出場している8選手全員が予選を突破。予選上位20名による準決勝に進んだ。日本人トップは3位の楢﨑智亜(TEAM au)。リードで全体10位、ボルダリングではトップの成績を残した。

本間大晴(明治安田生命)が6位、緒方良行(B-PUMP)が8位、百合草碧皇(早稲田大学)が9位で突破。13位から16位までに川又玲瑛(B-PUMP)、吉田智音(奈良県立青翔高等学校)、樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)、藤井快(TEAM au)が並んだ。

女子も日本人8選手がそろって準決勝へ。中でも森秋彩(茨城県山岳連盟)が全選手の中でトップの成績を残した。リードで唯一となる完登を達成して大きくポイントを稼ぎ、ボルダリングでも全体7位の好成績を収めた。

森に続いたのは6位の伊藤ふたば(TEAM au)。9位から12位に野中生萌(無所属)、青栁未愛(日本大学)、倉菜々子(愛知県山岳連盟)、谷井菜月(明治安田生命)が続き、中川瑠(日本大学)が15位、大田理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)が16位だった。

大会2日目の21日は男女の準決勝および男子決勝を実施。最終日の22日は女子決勝を行う。

■W杯いわて盛岡の日程・放送予定

10月20日(木)第1日

  • 09:00- 男女予選(ボルダリング)
  • 14:30- 男女予選(リード)

10月21日(金)第2日

  • 09:00- 男女準決勝(ボルダリング)
  • 12:30- 男女準決勝(リード)
  • 18:10- 男子決勝

【放送予定】

10月22日(土)第3日

  • 14:45- 女子決勝

【放送予定】

■JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)派遣選手

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