アメリカ合衆国アリゾナ州にあるスーパースティション・マウンテンゴルフ&カントリークラブ(6526ヤード/パー72)において、現地時間3月23日から26日までの4日間にわたり、米国女子ゴルフ・LPGAツアー「ドライブオン選手権(英名:LPGA Drive On Championship)」が開催され、日本より6名の選手が出場した。
■古江、猛チャージで3位浮上
首位と4打差からスタートした古江彩佳(富士通)は、最終日(26日)の第4ラウンドで前半に3つ、後半に4つのバーディーを奪って猛チャージ。最終的に、7バーディー、ノーボギーの「65」で回った古江は、スコアを通算19アンダーまで伸ばし、一時は単独首位に躍り出る。しかし、Tokyo2020女子ゴルフでフランス代表を務めたセリーヌ・ブティエと、ジョージア・ホール(イングランド)が古江のスコアを1打上回る通算20アンダーでホールアウトし、古江は3位となった。
なお、プレーオフ(優勝決定戦)を制したブティエが優勝を決め、ツアー通算で3勝目をあげた。
このほか、2日目に8バーディー、3日目に7バーディーを奪うなど、絶好調のプレーを見せていた渋野日向子(サントリー)は、最終ラウンドで3つのボギーが響いてしまい、通算16アンダーで7位タイに終わった。また、2日目の第2ホール(パー5)で、アルバトロスを達成した笹生優花(フリー)は、後半2日間のラウンドで勢いに乗ることができず、通算13アンダーで23位タイとなった。さらに、今大会で米国ツアーのデビューを飾った勝みなみ(明治安田生命)は、決勝ラウンドに進出し、通算3アンダーで74位、同じくデビュー戦となった西村優菜(スターツ)は、決勝ラウンド進出のカットラインにわずか1打足りない通算2アンダーで予選落ちとなった。上原彩子(フリー)は、予選ラウンドの通算成績が2オーバーで、予選敗退となっている。
リーダーボード(LPGA公式):LPGA DRIVE ON CHAMPIONSHIP