国内女子ゴルフ・JLPGAツアー2023年シーズン第4戦「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2023」が3月24日から26日までの3日間にわたって、宮崎県宮崎市のUMKカントリークラブ(6419ヤード/パー72)にて開催され、最終日の26日には決勝ラウンドとなる第3ラウンドを実施した。
大会公式:アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI
予選ラウンドを終えた時点で首位とは僅か1打差の2位タイからスタートした山内日菜子(ライク)は、この日の最終ラウンド序盤の第2、3ホールで連続ボギーを喫してしまい、優勝争いから脱落しそうな始まりとなったが、地元・宮崎に集まったギャラリーの大声援が後押しとなり、第6ホールでバーディーを奪うなど、徐々に慣れ親しんだ故郷のコースでの感覚を取り戻す。バックナインに入ると、山内はさらに3つのホールでバーディーパットを沈め、最終的に4バーディー、2ボギーの「70」でホールアウト。この結果、山内はスコアを2つ伸ばして通算10アンダーとして逆転し、プロ8年目にしてツアー初優勝を飾った。
また、最終ホールまで山内と優勝争いを繰り広げた比嘉真美子(TOYO TIRE)が、通算9アンダーで2位に入った。3位タイには、前日まで単独首位に立っていた川﨑春花(村田製作所)をはじめ、照山亜寿美(サザンヤードCC)、川岸史果(加賀電子)、吉本ひかる(マイナビ)、金澤志奈(クレスコ)の5名が通算8アンダーで並んでいる。
「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2023」の賞金総額は1億円、優勝賞金は1,800万円となっている。