アメリカ合衆国テキサス州ザ・コロニーのオールドアメリカン・ゴルフクラブ(6475ヤード/パー71)にて、米国女子ゴルフ・LPGAツアー「ボランティア・オブ・アメリカクラシック(The Ascendant LPGA benefiting Volunteers of America)」が現地時間10月2日、大会4日目の最終日を迎えた。
■ハルが激戦を制す
通算11アンダーで前日の首位タイから最終日を迎えたのは、チャーリー・ハル(イングランド)とリン・シユ(中華人民共和国)のふたり。前半と後半ホールで、それぞれ4つのバーディを奪ったハルがリードするが、対するリンも第17ホール(パー5)でイーグルショットを決めるなど、ハルに1打差まで詰め寄る。優勝争いが委ねられた最終の第18ホール(パー4)で、両者ともにパーセーブで終わったことから、最終的にこの最終日のラウンドだけでスコアを7つ伸ばしたハルが、通算18アンダーで激戦を制して優勝を決めた。リンは、スコアを6つ伸ばし、ハルと1打差のトータル17アンダーで、2位にとどまった。
また、3位には、通算16アンダーで、Tokyo2020銅メダリストのリディア・コー(ニュージーランド)が入った。
■畑岡奈紗が11位タイに上昇
日本勢は、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が最終ラウンドで4つスコアを伸ばし、通算7アンダーで日本人最高の11位タイにまで上昇した。このほか、古江彩佳(富士通)が通算5アンダーで20位タイ、笹生優花(フリー)が通算イーブンパーで42位タイ、上原彩子(モスバーガー)は通算11オーバーで78位タイに終わった。
リーダーボード:The Ascendant LPGA benefiting Volunteers of America(LPGA)