日本ゴルフツアー機構(JGTO)2022シーズン第19戦「第52回バンテリン東海クラシック」が10月2日、愛知県みよし市の三好カントリー倶楽部 西コース(7300ヤード/パー71)で4日目となる大会最終日を迎えた。
首位と4打差で、前日2位からスタートした河本力(フリー)が、第1ホールでいきなりバーディーを奪うなど、序盤から好調なプレーを見せる。さらに後半第15ホール(パー5)ではイーグルを奪うなど、河本がゲームを支配したようにも見えたが、つづく第16と第17ホールで連続ボギーを叩いてしまい、前日トップに立つ桂川有人(国際スポーツ振興協会)に並ぶ。勝負の行方が委ねられた最終の第18ホールで、プロ1年目の河本がバーディーを奪って拳をあげる。最終的に1イーグル、4バーディー、4ボギーの「69」でこの日を終えた河本が、スコアを2つ伸ばして、通算13アンダーとし、逆転優勝を果たした。河本は、2022年8月のツアー初優勝につづいて、今季2勝目をあげた。
最後まで優勝タイトルを争っていた桂川は、前半ホールでの連続ボギーとダブルボギーが響き、河本と1打差となる通算12アンダーで2位に終わった。
3位タイには、トータル9アンダーとで、比嘉一貴(フリー)と池田勇太(フリー)の2人が並んだ。
「第52回バンテリン東海クラシック」の賞金総額は1億1,000万円、優勝賞金は2,200万円となっている。