アメリカ合衆国ミシガン州ベルモントのブライズフィールド・カントリー・クラブ(6638ヤード・パー72)開催の米国女子ゴルフLPGAツアー「マイヤーLPGAクラシック for Simply Give」は現地時間6月19日、4日目(最終日)を迎えた。
Tokyo2020金メダリストのネリー・コルダ(米国)は第3ラウンド終了時点で通算18アンダー、単独首位に立ったものの、最終ラウンドは3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせずに最終ホールを終える。1打差単独2位スタートのジェニファー・カップチョ(米国)は、スコアを1つ伸ばしてホールアウト。これに8バーディ・1ボギーと驚異の追い上げを見せたレオナ・マグワイア(アイルランド)が通算18アンダーで並び、プレーオフ(PO)決着となる。
第18ホール(パー5)で行われたPOは、1回目でパーのコルダが脱落。2回目は、再びバーディに収めたカップチョに対し、マグワイアがパー。三つどもえのPOをカップチョが制し、ツアー2勝目を飾った。
次週のLPGAツアーは23日開幕の海外メジャー「全米女子プロゴルフ選手権」。米国メリーランド州ベセスダのコングレッショナル・カントリー・クラブ、ブルーコース(6831ヤード・パー72)で行われる。
■マイヤーLPGAクラシック日本人成績
第3ラウンドに「65」を出して通算7アンダーの14位タイへと浮上した野村敏京だったが、最終ラウンドは8バーディ・4ボギー・2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフになり、「72」でスコアを伸ばせず、24位タイ。
古江彩佳(富士通)は第3ラウンド終了時点で通算2アンダーの70位タイと苦しんでいたが、最終ラウンドはノーボギーの1イーグル・6バーディとスコアを8つ伸ばし、野村らと並ぶ24位タイで大会を終えた。
畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は4バーディ・2ボギーで2つスコアを伸ばすも、通算7アンダーの49位タイ。渋野日向子(サントリー)は第2ラウンド終了時点で予選敗退となっている。