2022明治安田生命J1リーグは10月12日、延期されていた第25節2試合と第27節3試合を開催した。
■横浜FMは痛恨の連敗
首位の横浜F・マリノスは、18位のジュビロ磐田をホームに迎えた。
今節にも優勝の可能性がある横浜FMは序盤から主導権を握るがゴールが遠く、前半はスコアレス。後半も横浜FMのペースで進むが、磐田も無失点で耐える。すると84分、磐田はカウンターからチャンスを作ると、途中出場の古川陽介がJリーグ初ゴール。これが決勝点となった。
1-0で勝点3を積み上げた磐田は、J1残留に望みを繋いだ。敗れた横浜FMは、8日の第32節ガンバ大阪戦に続く黒星。今季初の連敗を喫し、勝点62で足踏みとなっている。
■快勝の川崎Fが2ポイント差に
ホームで京都サンガF.C.と対戦した2位の川崎フロンターレは、立ち上がりから相手を上回る。9分にセットプレーの流れから谷口彰悟が決め先制に成功すると、22分に橘田健人が追加点。66分にも脇坂泰斗のクロスにマルシーニョが合わせ、3点目を奪った。その後京都に1点を返されたものの、川崎Fは3‐1で白星。横浜FMが連敗を喫する中、川崎Fが連勝を収め、勝点差を2に縮めた。
リーグ戦残り2試合となり、優勝争いの行方は混沌としてきた。
■渡邊凌磨がハットトリック
FC東京は渡邊凌磨のハットトリックなどでセレッソ大阪に4-0で大勝した。ヴィッセル神戸は、大迫勇也の決勝点で湘南を1-0で破り5連勝。10位に浮上している。浦和レッズと北海道コンサドーレ札幌は1‐1のドローだった。