【サッカー】J1第32節:横浜FMがG大阪に敗れ優勝持ち越し…川崎Fは清水を下し望みをつなぐ

2022明治安田生命J1リーグ第32節の全9試合が10月8日に行われた。首位の横浜F・マリノスはガンバ大阪に0-2で敗れ、優勝は持ち越しに。2位の川崎フロンターレは清水エスパルスに3-2で勝利し、勝点差を5とした。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Yu Kobayashi
(2022 Getty Images)

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は10月8日、2022明治安田生命J1リーグ第32節の9試合を開催した。

■横浜FMの優勝は持ち越し

勝点62で首位を走る横浜F・マリノスはホームの日産スタジアムで降格圏に沈むガンバ大阪と対戦した。試合序盤の8分にファン・アラーノに先制ゴールを許すと、終盤の79分にもパトリックのゴールで失点。残留に向けてあとがないG大阪が大きな勝利をつかんだ。横浜FMは今節で優勝の可能性もあったが、次節以降に持ち越しとなった。

勝点54で追う川崎フロンターレは等々力陸上競技場に清水エスパルスを迎えた。川崎Fは28分に遠野大弥のミドルシュートで先制に成功したものの、49分に白崎凌兵、57分にカルリーニョス・ジュニオと清水に連続得点を許す。しかし試合終盤に差し掛かった76分に山村和也のゴールで同点とすると、78分に小林悠が逆転弾。勝点を57に伸ばし、逆転優勝に望みをつないだ。なお、横浜FMと川崎Fは31試合を消化。残り試合数は3となっている。

川崎Fと勝点で並び、優勝の可能性を残していたサンフレッチェ広島はヴィッセル神戸に0-4の大敗。優勝争いから脱落となったが、3位を維持している。

■混戦の残留争いは清水が自動降格圏へ

残留争いでは湘南ベルマーレ(31試合消化)がFC東京に2-0で勝利し、勝点35の13位に浮上。アビスパ福岡(32試合消化)も北海道コンサドーレ札幌(31試合消化)を2-1で下して勝点34、J1参入プレーオフに進む16位から15位に順位を上げた。札幌は勝点38の11位に留まり、残留を確定させることはできなかった。

横浜FMを下したG大阪(32試合消化)は勝点33、自動降格圏の17位から16位に浮上した。入れ替わる形で川崎Fに敗れた清水(32試合消化)が勝点32の17位に後退している。最下位のジュビロ磐田(30試合消化)は鹿島アントラーズと3-3で引き分け、勝点を一つ伸ばして25とした。

J1第32節・結果

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