4年に一度の祭典、FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022は現地時間12月13日と14日、準決勝を実施。アルゼンチンがクロアチア、フランスがモロッコを下し決勝に進んだ。ともに3回目の優勝を目指し、18日に火花を散らす。
ここではW杯における歴代優勝国を紹介する。
サッカー
20日 11月 - 18日 12月
サッカー | ワールドカップ 2022 | カタール - カタール
■W杯歴代優勝国
W杯はカタール大会で22回目の開催を数え、優勝国は8ヵ国。さらにヨーロッパと南米以外の国は、トロフィーを掲げたことがない。カタール大会も優勝経験国であるアルゼンチンとフランスが決勝に進んでいる。
W杯歴代優勝国は以下の通り。
■歴代最多優勝はブラジルの5回
W杯最多優勝回数は"王国"ブラジルの5回。初優勝は1958年に行われた第6回のスウェーデン大会だが、続くスイス大会も制した。さらに1970年メキシコ大会も優勝。この3大会は"王様"ペレを擁し、世界の頂点に立った。
最多優勝回数を誇るブラジルだが、ロナウド、リバウド、ロナウジーニョら強力攻撃陣を擁した2002年日韓大会を最後に栄光から遠ざかっている。今大会も準々決勝でクロアチアにPK戦の末敗れ、大会から姿を消した。
ブラジルに次ぐ優勝回数が、ドイツ(西ドイツ時代含む)とイタリアの4回。カタール大会で決勝に進出しているアルゼンチンとフランス、そしてウルグアイが2回で続く。
■連覇はイタリアとブラジルのみ
W杯は連覇することが難しいことでも知られる。これまで3連覇はなく、2連覇もイタリア(1934年、1938年)、ブラジル(1958年、1962年)の2例のみ。カタール大会では、ディフェンディングチャンピオンのフランスが決勝に進んでいる。"レ・ブルー"は60年間出ていない連覇の偉業を達成できるだろうか。