【動画】名古屋と横浜FMの上位対決はドロー、神戸は大迫勇也の決勝ゴールで新潟を下す|J1第20節

2023明治安田生命J1リーグ第20節の結果を振り返る。名古屋グランパスと横浜F・マリノスの上位対決は2‐2の引き分けに終わった。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
GettyImages-1415572962
(2022 Getty Images)

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は7月7日から8日にかけ、2023明治安田生命J1リーグ第20節を開催した。

Jリーグ公式:日程・結果 明治安田生命J1リーグ第20節

首位の横浜F・マリノスと、4ポイント差で追う名古屋グランパスの上位対決が行われた。

先制はホームの名古屋。8分にペナルティエリア外から永井謙佑が左足でシュートを放つと、ボールは横浜FMのDFに当たりコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれた。不運な形で失点した横浜FMだったが、すぐさま攻勢に出る。28分、GK一森純のパントキックにエウベルが抜け出す。GKと一対一になるとランゲラクを交わしてゴールに流し込み、横浜FMが同点に追いつく。さらに35分には攻撃陣の連携で崩し、最後は藤田譲瑠チマが中央からコントロールショット。これがネットを揺らし、横浜FMが1点リードで前半を終える。

逆転を許した名古屋はアグレッシブな姿勢を見せると、後半立ち上がりにそれが実る。47分に相手からボールをカットすると、マテウス・カストロのクロスにキャスパー・ユンカーが合わせて試合を振り出しに戻した。その後も上位対決らしい白熱したゲーム展開となるが、両チーム勝ち越しゴールは生まれず。試合は2‐2で終了した。

横浜FMは首位をキープ。3位の名古屋との勝点差は4のままとなっている。

ヴィッセル神戸はアルビレックス新潟とのアウェイゲームに臨んだ。

序盤は神戸がペースを握ると、15分に先制。相手のビルドアップのミスを誘うと、最後は大迫勇也がゴールを決めた。先制を許したホームの新潟は果敢に同点を狙うが、神戸GK前川黛也のセーブなどでゴールを割ることができない。後半も選手交代で打開を図り、再三のチャンスを作ったが1点が遠くそのまま試合終了。神戸が1‐0で勝点3を手にし、消化試合が1試合少ない中で横浜FMを3ポイント差で追う。

川崎フロンターレは横浜FCに3‐0で快勝。攻撃陣が機能し、山田新、宮代大聖、瀬川祐輔がゴールを決めている。

鹿島アントラーズは5分にセットプレーから関川郁万のヘッドで先制するも、後半サンフレッチェ広島に追いつかれ1‐1のドローに終わった。

17位柏レイソルと18位湘南ベルマーレによる「裏天王山」は、1-1の痛み分け。ホームの柏は前半に細谷真大のゴールで先制するが、後半アディショナルタイムに同点ゴールを許している。なお今節を終え、柏は横浜FCと入れ替わり16位に浮上した。

もっと見る