日本プロサッカーリーグ・明治安田生命Jリーグは5月27日から28日にかけ、J1第15節の全9試合を行った。
Jリーグ公式:日程・結果 明治安田生命J1リーグ第15節
首位のヴィッセル神戸は、大迫勇也と武藤嘉紀の元日本代表FWコンビが躍動。前半から神戸がペースをつかむと、20分に汰木康也のクロスを武藤が右足アウトで巧みに合わせ先制に成功する。さらに41分には初瀬亮が武藤とのパス交換で抜け出すと、右サイドからクロス。これを大迫がヒールでゴールに流し込み追加点を奪取した。3分後には大迫のスルーパスを受けた武藤が、古巣からこの2ゴール目。前半だけで3点のリードを奪う。
後半はFC東京が盛り返しPKから2得点するが、同点には至らず。神戸が3‐2で逃げ切り、首位をキープした。
神戸を3ポイント差で追う2位の横浜F・マリノスは、アンデルソン・ロペスの2ゴールでアビスパ福岡に快勝した。
3位の名古屋グランパスは、北海道コンサドーレ札幌とアウェイで対戦。開始27秒にキャスパー・ユンカーが先制ゴールを決めるなど2‐1で白星。4位のサンフレッチェ広島も湘南ベルマーレに勝利し、上位に順位の変動はなかった。
サガン鳥栖と鹿島アントラーズの一戦は点の取り合いに。27分に鳥栖が森谷賢太郎のゴールで先制するが、鹿島は34分に鈴木優磨のアシストから名古新太郎が押し込み同点。後半に鳥栖が再度リードを奪うが、アディショナルタイムに鈴木のゴールで鹿島が土壇場で追いついた。これで鹿島は7試合負けなし。鳥栖も4試合負けがない。
浦和レッズは京都サンガF.C.に2-0で快勝。最下位のガンバ大阪はアルビレックス新潟を3‐1で破り、今季2勝目を挙げた。