ISU(国際スケート連盟)が主催する「世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023」の競技が、カナダ・カルガリーにて現地時間3月1日から5日までの5日間にわたって行われる。日本からは、2月にアメリカ合衆国コロラド・スプリングスにて行われた四大陸選手権2023男子シングルを制したばかりの三浦佳生や、ジュニアグランプリファイナル2022女子シングルで完全優勝を成し遂げた島田麻央をはじめ、吉岡希、中井亜美、村上遥奈/森口澄士、來田奈央/森田真沙也の、男子4名、女子4名、総勢8名の将来有望なジュニアアスリート日本代表が出場する。ここでは、世界Jrフィギュア2023の放送予定とライブ配信の情報にくわえて、大会の概要を紹介しよう。
■日程(日本時間)
※日本と現地の時差は −16時間
※2023年2月28日時点
3月2日
- 3:00 ペアSP
- 6:00 開会式
- 6:45 女子シングルSP
3月3日
- 4:00 男子シングルSP
- 11:00 ペアFS
3月4日
- 4:00 アイスダンスRD
- 9:45 女子シングルFS
3月5日
- 4:00 アイスダンスFD
- 8:15 男子シングルFS
3月6日
- 7:00 エキシビション
SP…ショートプログラム
FS...フリースケーティング
RD…リズムダンス
FD…フリーダンス
■放送予定
- 地上波:フジテレビ(3月7日 02:25-03:55)
- BS/CS:BSフジ(3月21日16:00-17:55)/J SPORTS(録画)
- ネット:FOD(完全ライブ配信)/ISU公式YouTubeチャンネル(※ジオブロックの可能性あり)
■概要
カナダ・カルガリーにて現地時間3月1日より、世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023の競技が始まる。世界ジュニア選手権は毎年開催されており、カナダでの開催は、2005年のキッチナー大会以来で、実に15年ぶりのことだ。ちなみに、バンクーバー2010女子シングル銀メダリストの浅田真央と、同じく男子シングル7位入賞の織田信成が、キッチナー2005でそれぞれ優勝している。
現行規程で言うと、世界ジュニア選手権に出場する選手は前年の7月1日時点で、年齢が13歳以上かつ18歳以下でなければならない。ただし、ペアとアイスダンスに出場する男子選手に限っては、21歳以下であれば同ジュニア選手権への出場が認められている。
世界ジュニア選手権2023には、シングル男女それぞれ2名、ペア1組、アイスダンス1組、総勢8名のTEAM JAPANがエントリーしている。
男子シングルには、四大陸選手権2023(アメリカ合衆国コロラド・スプリングス)を制したばかりの三浦佳生と、ジュニアグランプリファイナル2022(イタリア・トリノ)で3位に輝く吉岡希の2名の日本代表を含めて、合計42名がエントリーしている。
女子シングルには、ジュニアグランプリファイナル2022で完全優勝を果たした島田麻央と、同大会で4位となった中井亜美の日本代表2名を含めた、計47名が出場予定だ。
また、ペアには、結成1年目ながら、ジュニアグランプリファイナル2022で4位に入った"はるすみ" こと、村上遥奈/森口澄士を含む14組が、アイスダンスには、"きだもり" こと、來田奈央/森田真沙也を含む、31組がエントリーしている。
ジュニア選手たちにとっては、シニアカテゴリーのオリンピックはさることながら、2024年に開幕を控える江原2024冬季ユースオリンピックも待っている。
2023シーズンフィナーレに向けて、ジュニアアスリートたちには、どんなドラマと未来が待っているのかーー。