三浦佳生が完全優勝!佐藤駿は銅|四大陸フィギュアスケート選手権2023男子シングル

コロラド・スプリングスで開催されている四大陸フィギュア選手権は現地時間2月11日、男子シングル決勝のフリー(FS)を行い、ショート(SP)で首位に立っていた三浦佳生が自己ベストをマークして、合計281.53で完全優勝かつ四大陸初優勝を飾った。また、SP6位だった佐藤駿が、3位表彰台に滑り込んだ。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2022 Getty Images)

ブロードモア・ワールド・アリーナ(アメリカ合衆国コロラド州コロラド・スプリングス)にて開催されているISU(国際スケート連盟)主催の「四大陸フィギュアスケート選手権2023」が現地時間2月11日に大会3日目を迎え、男子シングル決勝となるフリースケーティング(FS)を実施した。

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■三浦、自己ベストで完全優勝

大会初日(9日)の男子シングル・ショートプログラム(SP)において、スコア91.90で首位に立っていた三浦佳生は、この日のFSに最終滑走で出場。冒頭のトリプルアクセルを含む連続ジャンプを成功させると、つづく4回転ジャンプも華麗に着氷する。最終的に、三浦はFSのスコアで自己ベストかつ全体でもトップの成績となる189.63をマークし、2日間の合計を281.53として、完全優勝を成し遂げた。三浦にとって四大陸選手権の優勝は初めてで、昨シーズンの四大陸選手権2022での3位に続き、2大会連続でのメダル獲得となった。

また、SP6位と出遅れていた佐藤駿は、FSで巻き返しの演技を披露し、全体3位のスコアとなる178.33を記録する。これにより、佐藤はSPと合わせた最終合計が259.14で3位となり、三浦とともに表彰台に並んだ。このほか、平昌2018と北京2022のオリンピック2大会連続でカナダ代表を務めているキーガン・メッシングが、最終合計275.57で2位となっている。日本代表の島田高志郎は、最終合計217.85で11位に終わった。

四大陸フィギュア2023は、現地時間2月12日に最終日を迎え、大会フィナーレとなるアイスダンス決勝のフリーダンスならびにエキシビションが行われる予定だ。

結果速報:ISU Four Continents Figure Skating Championships 2023

■競技日程(現地時間)

※日本と現地の時差は −16時間

2月9日

  • 女子シングル SP
  • 男子シングル SP

2月10日

  • ペア SP
  • アイスダンス RD
  • 女子シングル FS

2月11日

  • ペア FS
  • 男子シングル FS 

2月12日

  • アイスダンス FD
  • エキシビジョン

SP…ショートプログラム
RD…リズムダンス
FS...フリースケーティング
FD…フリーダンス

■放送予定(日本時間)

※2023年2月8日時点の情報

▼地上波

フジテレビ系列(関東地区ほか)

  • 2月11日 01:35〜03:35 女子・男子 SP
  • 2月12日 01:45〜03:45 ペア SP、アイスダンス RD、女子FS
  • 2月13日 00:30〜02:30 ペア FS、男子 FS

▼ネット

FOD(ライブ配信)

2月10日

  • 04:35~07:53 女子 SP
  • 10:00~10:30 オープニングセレモニー
  • 10:45~13:50 男子 SP

2月11日

  • 03:40~05:20 ペア SP
  • 06:45~08:50 アイスダンス RD
  • 10:00~13:55 女子 FS
  • 14:00~14:15 表彰式(女子)

2月12日

  • 06:55~08:50 ペア FS
  • 08:56~09:10 表彰式(ペア)
  • 10:15~13:55 男子 FS
  • 14:00~14:15 表彰式(男子)

2月13日

  • 05:25~07:45 アイスダンス FD
  • 07:50~08:10 表彰式(アイスダンス)
  • 10:30~13:00 エキシビション
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