ISU(国際スケート連盟)四大陸フィギュアスケート選手権2023は現地時間2月9日から12日にかけ、アメリカ合衆国コロラド州コロラド・スプリングスで開催。11日は女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われた。
9日に行われた前半・ショートプログラム(SP)で、日本勢は千葉百音(東北高校)が7位、渡辺倫果(TOKIOインカラミ/法政大学)が8位、吉田陽菜(木下アカデミー)が10位。キム・イェリム(韓国)が首位、2位にイザボー・レビト(アメリカ合衆国)、3位にキム・チェヨン(韓国)という状況でFSを迎えた。
FSでは千葉が全体2位の好パフォーマンスを見せた。GOE(出来栄え点)こそマイナスとなったが、冒頭のトリプルルッツ、トリプルトーループのコンビネーションを成功させると、その後もすべてのジャンプを着氷。イ・ヘイ(韓国)に次ぐFS2位の137.70点をマークした。SPとの合計では204.98点。銅メダルを獲得している。
渡辺はトリプルアクセルや、トリプルループとトリプルトーループのコンビネーションなどを決め、FS4位の134.90点。合計200.50点となり、SPから3つ順位を上げて5位フィニッシュとなった。吉田はトリプルアクセルの転倒や3つのジャンプの回転不足を取られるなど、得点を伸ばしきれず。FS7位となる129.78点、合計では189.60点の8位だった。
優勝はSP6位から逆転に成功したイ・ヘイ。SP首位のキム・イェリムが2位だった。SP2位のレビトはFSを棄権した。
ISU Four Continents Championships 2023:Starting Order / Result Details(ISU)
また、女子シングルFSに先んじてアイスダンスの前半・リズムダンス(RD)も行われた。首位はマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(米国)で87.67点。小松原美里/小松原尊(倉敷FSC)は66.72点で6位、村元哉中/髙橋大輔(関西大学KFSC)はミッドラインステップシークエンスでの転倒が響き。64.59点で7位だった。後半のフリーダンス(FD)は大会最終日の12日に行われる。
■競技日程
※現地日付で紹介
※日本と現地の時差は −16時間
2月9日
- 女子シングル SP
- 男子シングル SP
2月10日
- ペア SP
- アイスダンス RD
- 女子シングル FS
2月11日
- ペア FS
- 男子シングル FS
2月12日
- アイスダンス FD
- エキシビジョン
SP…ショートプログラム
RD…リズムダンス
FS...フリースケーティング
FD…フリーダンス
■放送予定
※2023年2月8日時点の情報
※日本時間で紹介
▼地上波
フジテレビ系列(関東地区ほか)
- 2月11日 01:35〜03:35 女子・男子 SP
- 2月12日 01:45〜03:45 ペア SP、アイスダンス RD、女子FS
- 2月13日 00:30〜02:30 ペア FS、男子 FS
▼ネット
FOD(ライブ配信)
2月10日
- 04:35~07:53 女子 SP
- 10:00~10:30 オープニングセレモニー
- 10:45~13:50 男子 SP
2月11日
- 03:40~05:20 ペア SP
- 06:45~08:50 アイスダンス RD
- 10:00~13:55 女子 FS
- 14:00~14:15 表彰式(女子)
2月12日
- 06:55~08:50 ペア FS
- 08:56~09:10 表彰式(ペア)
- 10:15~13:55 男子 FS
- 14:00~14:15 表彰式(男子)
2月13日
- 05:25~07:45 アイスダンス FD
- 07:50~08:10 表彰式(アイスダンス)
- 10:30~13:00 エキシビション