アメリカ合衆国コロラド州コロラド・スプリングスにて、現地時間2月9日から12日までの4日間にわたって四大陸フィギュアスケート選手権2023の競技が行われる。今大会には、北京2022フィギュアスケートで日本代表初となるペア種目での入賞を果たした "りくりゅう" こと、三浦璃来/木原龍一の2人をはじめ、アイスダンス代表の "かなだい" こと、村元哉中/髙橋大輔と、"チームココ" の小松原美里/尊など、ペア1組、アイスダンス2組、シングル男女それぞれ3名、総勢12名の日本代表が出場する予定だ。ここでは、四大陸選手権の競技日程、放送予定およびライブ配信、日本代表選手を一覧にして紹介しよう。
■競技日程
※現地日付で紹介
※日本と現地の時差は −16時間
2月9日
- 女子シングル SP
- 男子シングル SP
2月10日
- ペア SP
- アイスダンス RD
- 女子シングル FS
2月11日
- ペア FS
- 男子シングル FS
2月12日
- アイスダンス FD
- エキシビジョン
SP…ショートプログラム
RD…リズムダンス
FS...フリースケーティング
FD…フリーダンス
■放送予定
※2023年1月31日時点の情報
■見どころ
毎年開催されるISU(国際スケート連盟)主催の「四大陸フィギュアスケート選手権2023」がアメリカ合衆国コロラド州コロラド・スプリングスにて、現地時間2月9日から12日までの4日間にわたり開催される。アメリカでの四大陸選手権は、2019年大会(カリフォルニア州アナハイム)以来、4年ぶりとなる。
今大会には、日本よりペア1組、アイスダンス2組、男子と女子のシングルそれぞれ3名、総勢12名がエントリーしている。注目は、ペア代表の"りくりゅう"こと、三浦璃来/木原龍一の2人だろう。2022年末に行われた全日本フィギュア選手権では、飛行機のディレイやロストバゲージなどのアクシデントが重なり、欠場という苦渋の決断を余儀なくされた三浦と木原。しかし、北京2022を含む昨シーズンから続く2人の快進撃や、グランプリファイナル2022で初めて頂点に輝くなど、その実力は十分に折り紙付きで、四大陸選手権の代表に選出された。年末のフラストレーションを、新年のモチベーションに変えて、トータル220点越えを目指す"りくりゅう"の演技に期待したい。
このほかにも、アイスダンスには、2年連続で四大陸選手権に出場する "かなだい" こと、村元哉中/髙橋大輔のペアと、北京2022代表の "チームココ" こと、小松原美里/尊の2組が出場する。日本のアイスダンス人気を牽引するこの2組が、国際大会の舞台でどんな戦いを見せてくれるのか、目が離せない。
さらに、男子シングルでは、1月30日に行われた冬季国体2023のフィギュアスケート成年男子の決勝で、SP4位からの逆転優勝を果たした佐藤駿や、全日本フィギュア2022準優勝の島田高志郎、四大陸選手権2022で3位に輝く三浦佳生が出場する。また、女子シングルでは、冬季国体2023のフィギュアスケート成年女子で2位に輝く渡辺倫果、成長著しい吉田陽菜と千葉百音がエントリーしており、総勢で12名のTEAM JAPANがアメリカのアイスリンクに登場する予定だ。
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