ISU(国際スケート連盟)世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023が現地時間2月27日(競技開始は3月1日)より、カナダ・カルガリーで行われる。ジュニア世代の世界一を決める大会には新たなスター候補が多数出場。日本からは三浦佳生や島田麻央などが日本代表として参加する。ここでは同大会の日程、放送予定やライブ配信、出場選手を紹介する。
■日程
3月2日
- 3:00 ペアSP
- 6:00 開会式
- 6:45 女子シングルSP
3月3日
- 4:00 男子シングルSP
- 11:00 ペアFS
3月4日
- 4:00 アイスダンスRD
- 9:45 女子シングルFS
3月5日
- 4:00 アイスダンスFD
- 8:15 男子シングルFS
3月6日
- 7:00- エキシビション
SP…ショートプログラム
FS...フリースケーティング
RD…リズムダンス
FD…フリーダンス
■放送予定
■見どころ
宇野昌磨や鍵山優真、坂本花織といった、北京2022オリンピックのメダリストたちも制してきた世界ジュニアフィギュアスケート選手権。2023年も、世界中から将来のスター候補が勢揃いする。日本からは全4種目に計8人がこの舞台への出場権をつかんだ。
男子シングルの三浦佳生はすでにシニアでも実績十分の優勝候補。今シーズンはグランプリシリーズの2大会で準優勝を果たし、グランプリファイナルにも出場した。2022年12月の全日本選手権ではSPで12位発進となったものの、FSで全体2位となる演技を見せて6位まで順位を押し上げた。そして2023年2月の四大陸選手権では史上最年少優勝。勢い十分の17歳は世界ジュニアでも楽しみなスケーターだ。
女子シングルは14歳の島田麻央がジュニアを席巻している。ジュニア1年目ながら、グランプリシリーズで2連勝。グランプリファイナルでも優勝を飾った。国内では全日本ジュニアで2連覇を達成し、初出場となった全日本選手権ではシニアに混ざって銅メダルを獲得している。こうした実績に加えて、島田は4回転ジャンプをプログラムに組み込んでいるから末恐ろしい。世界選手権という舞台でも大技を成功させられるか。
ペアは結成1年目でジュニアグランプリシリーズで銅メダルを獲得、グランプリファイナルで4位入った村上遥奈/森口澄士が初出場。アイスダンスは前回大会で12位だった來田奈央/森田真沙也がリベンジを狙う。