陸上競技の国際統括団体・ワールドアスレチックス(WA/世界陸連)が主催する世界最高峰の国際大会シリーズに位置付けられているダイヤモンドリーグ(英名:Wanda Diamond League)第8戦が、ポーランド・シレジアにて現地時間7月16日に行われた。
◾️北口、日本新で今季2勝目!
女子やり投には、Tokyo2020日本代表を務め、世界陸上オレゴン2022では銅メダルに輝いている北口榛花を含む8名が出場。5投目で65.82を記録して、暫定トップに立った北口は、最終の6投目で自身がもつ日本レコードを1メートル以上も上回る67.04をマークし、6月の第4戦パリ大会に続き今季2勝目をあげた。なお、北口が打ち立てた記録は、今シーズンのワールドレコードも更新しており、開幕まで1年と迫るパリ2024の参加標準記録(64.00)も突破している。
北口はすでに、8月にハンガリーの首都・ブダペストで開幕する世界陸上2023の日本代表に選出されており、2大会連続のメダル獲得へ向けて勢いを増した格好だ。
このほか日本勢では、男子110mハードルの予選に出場した石川周平が、タイム13.64で全体16位となり、決勝進出とはならなかった。
次回のダイヤモンドリーグ第9戦は、モナコにて現地時間7月21日に行われる。