BMXレーシング・レースの大会、2019年UCI(国際自転車競技連合)BMXスーパークロス・ワールドカップ第9戦・第10戦が、アルゼンチン共和国サンチアゴ・デル・エステロで行われた。
9月28日に行われた第9戦、男子エリートを制したのは、地元アルゼンチンのゴンサロ・モリナだった。日本自転車競技連盟(JCF)による派遣選手では、長迫吉拓(モトクロスインターナショナル)の11位(準決勝敗退)が最高位。中井飛馬(日本体育大学)は30位、吉村樹希敢(GanTrigger)は41位だった。
そのほかの日本人選手は、山口大地(早稲田大学)が47位、松下巽(全日空商事)が57位、島田遼(近畿大学泉州高校)が59位、池上泰地(クワハラバイクワークス)が78位、吉井康平(フォスター電機)が82位だった。
同日に行われた女子エリートは、ラウラ・スムルデルス(オランダ)が優勝。JCF派遣選手では、畠山紗英(日本体育大学)の13位(準決勝敗退)が最高位となっている。丹野夏波(早稲田大学)は19位(準々決勝敗退)、籔田寿衣(大阪偕星学園高校)は32位、早川優衣(興譲高校)は38位だった。
29日に行われた第10戦は、2019年の最終戦となる。男子エリートは、ニーク・キマン(オランダ)が優勝。日本勢は、長迫が27位、中井が30位(ともに準々決勝敗退)、山口が43位、吉村が48位、吉井が64位、島田が66位、池上が71位、松下が90位だった。
女子エリート最終戦を制したのは、第9戦に続きスムルデルスだった。日本勢は、畠山が8位入賞(決勝進出)。丹野は24位(準々決勝敗退)、籔田は34位、早川は42位だった。
自転車競技のBMXレーシング・レースはTokyo 2020(東京五輪)で実施される種目で、UCIの定めるオリンピック参加資格ランキングにて11位以内となる国もしくは地域に、出場枠が与えられる。日本は9月30日付のランキングで、男子が19位、女子が13位ながら、開催国枠を男女1つずつ確保している。