【バスケットボール】W杯アジア地区予選W4:AKATSUKI JAPAN、カザフスタン代表に大勝

日本、インドネシア、フィリピン共催のFIBA男子バスケットボールW杯2023アジア予選が行われ、AKATSUKI JAPAN(日本代表)はカザフスタン代表と沖縄アリーナで対戦。73-48で勝利を収めた。開催国の日本は出場権を得ており、予選は強化の場に位置づけられている。

1 執筆者 渡辺文重
KAWAMURA Yuki
(Getty Images)

FIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選Window4、AKATSUKI JAPAN(日本代表)vs.カザフスタン代表が8月30日、沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で行われた。男子5人制バスケットボールのW杯は日本、インドネシア、フィリピンにて2023年8月25日より開催。FIBA世界ランキング38位の日本は開催国枠により出場権を獲得しており、予選は強化の場に位置づけられている。カザフスタンは同68位。

■日本がカザフスタンに大勝

日本のスターティング5は富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、ファジーカス・ニック、井上宗一郎。25日に行われたアウェイ・イラン戦に帯同しなかったファジーカスが名を連ねた。ファジーカスが日本代表でプレーするのは、W杯2019以来3年ぶりとなる。
第1クオーターは14-13、第2クオーターは13-14。前半を27-27の同点で終える。日本を率いるトム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)は前半を「カザフスタンのプレッシャーディフェンスに苦労し、日本は新しい選手も加わったことでその組み合わせも難しく、なかなか良いリズムを作れませんでした」と振り返る。

日本は後半、ディフェンスの強度を上げるなど修正を図る。これが功を奏し、ディフェンスからの速攻で得点を伸ばし、後半は46-21。73-48でホームゲームを終えた。日本は11月に行われるWindow5で、バーレーン代表(11日)およびカザフスタン(14日)と、いずれもアウェイで対戦する。

■カザフスタン代表戦の日本代表メンバー

#2 富樫 勇樹(PG/167cm/千葉ジェッツ)
#6 比江島 慎(SG/191cm/宇都宮ブレックス)
#11 チェンバース アキ(SF/191cm/群馬クレインサンダーズ)
#17 須田 侑太郎(SG/190cm/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
#18 馬場 雄大(SG/195cm/-)
#19 西田 優大(SG/190cm/シーホース三河)
#22 ファジーカス ニック(C/207cm/川崎ブレイブサンダース)
#33 河村 勇輝(PG/172cm/横浜ビー・コルセアーズ)
#43 永吉 佑也(PF/198cm/ライジングゼファー福岡)
#71 井上 宗一郎(PF/201cm/サンロッカーズ渋谷)
#88 張本 天傑(PF/198cm/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
#91 吉井 裕鷹(SF/196cm/アルバルク東京)

FIBAワールドカップ2023 アジア地区予選 特設サイト

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