【バスケットボール】SoftBankカップ2022第1戦:男子日本代表がイラン代表に勝利…須田侑太郎が20点、馬場雄大が19点

5人制バスケットボール男子日本代表は8月13日、ゼビオアリーナ仙台(宮城県)開催の国際強化試合「SoftBank カップ 2022」でイラン代表と対戦。日本が82-77で勝利した。須田侑太郎が3Pシュート6本を含む20得点、馬場雄大が19得点でチームを牽引した。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Yudai Baba
(2021 Getty Images)

5人制バスケットボール男子日本代表は8月13日、ゼビオアリーナ仙台(宮城県)開催の国際強化試合「SoftBank カップ 2022」でイラン代表と対戦した。チームの愛称が「AKATSUKI JAPAN」となってから、5人制男子日本代表として初の国際試合。日本は82-77で勝利した。

■日本代表スターティング5

  • 富樫 勇樹
  • 比江島 慎
  • 馬場 雄大
  • ウィリアムス ニカ
  • 井上 宗一郎

イランは7月のFIBA(国際バスケットボール連盟)アジアカップでも対戦し、88-76で敗れた相手。世界ランキングでもイランの23位に対し、日本は38位と下回っている。

それでも日本は第1クォーター序盤からアグレッシブに戦い、特にディフェンスが機能。厳しいディフェンスで簡単なシュートを打たせず、リバウンドも制し、いいリズムで試合を進めた。攻撃では第1Q序盤に富樫勇樹、選手入れ替えた中盤以降に須田侑太郎、シェーファーアヴィ幸樹が3Pシュートを決め18-10と最高の滑り出しを決めた。第2Qもいい流れが続き、一時は10点差をつける場面も。馬場雄大が攻守で存在感を放ち、残り2分19秒でバスケットカウントを含む9得点。前半だけで11得点を決めてチームを牽引した。チームとしては前半を33-24で折り返した。

しかし、後半に入ると試合は一変。日本のシュートが入らず、ディフェンスの隙を突かれて失点を重ねる悪循環に陥った。悪い流れを断ち切るべく馬場を中心に反撃を試みるが、イランの得点が止まらない。ついに第1Qで得たリードをひっくり返しされ、第3Q残り2分ほどで44-46に。しかし最後は須田の3Pシュートで53-50まで戻して最終第4Qに迎えた。

第4Qは須田が主役に。シーソーゲームの展開の中で、4本連続で3Pシュートを成功。富樫や馬場もシュートを決めてリードを取り戻した。イランは残り1分で3点差に詰め寄るなど、最後まで攻勢を緩めなかったが、日本がきっちりリードを守り抜いて試合終了。82-77で勝利し、アジアカップのリベンジを果たした。

日本は須田がチームトップの20得点。3Pシュートは7本中6本成功と高確率で沈め、勝負所で日本の攻撃を牽引した。攻守でアグレッシブさを見せた馬場も19得点を挙げたほか、リバウンドやアシスト、スティールでも高いスタッツを残した。

日本は14日に同会場で再びイラン代表と対戦する。

■日程・放送予定

GAME 1 日本 vs.イラン

8月13日(土)13:30 試合開始予定

GAME 2 日本 vs. イラン

8月14日(日)12:50 試合開始予定

■招集選手

  • ウィリアムス ニカ (島根スサノオマジック)
  • 岸本 隆一 (琉球ゴールデンキングス)
  • 比江島 慎 (宇都宮ブレックス)
  • チェンバース アキ (群馬クレインサンダーズ)
  • 永吉 佑也 (ライジングゼファー福岡)
  • 須田 侑太郎 (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
  • 富樫 勇樹 (千葉ジェッツ)
  • 馬場 雄大 (-)
  • フリッピン コー (琉球ゴールデンキングス)
  • 寺嶋 良 (広島ドラゴンフライズ)
  • シェーファー アヴィ 幸樹 (シーホース三河)
  • 吉井 裕鷹 (アルバルク東京)
  • 川真田 紘也 (滋賀レイクス)
  • 西田 優大 (シーホース三河)
  • 井上 宗一郎 (サンロッカーズ渋谷)
  • 河村 勇輝 (横浜ビー・コルセアーズ)
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