FIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選Window4、AKATSUKI JAPAN(日本代表)vs.イラン代表が現地時間8月25日、アザディバスケットボールホール(イラン・テヘラン)で行われた。
■アウェイ・イラン戦はホーバスHC不在
男子5人制バスケットボールのW杯は日本、インドネシア、フィリピンにて2023年8月25日から開催される。FIBA世界ランキング38位の日本は開催国枠により出場権を獲得しており、予選は強化の場に位置づけられている。特に、今回対戦するイランは同23位と格上で、重要な試金石となる。
しかし、日本バスケットボール協会(JBA)は、アメリカ合衆国国籍のトム・ホーバス ヘッドコーチ、ゲインズ・コーリー アソシエイトヘッドコーチをアウェイとなるイラン戦へ派遣しないこと発表した。JBAは「米国政府がイランへの『渡航禁止』を定めていることや、直近の米国やイランの関係性、関係機関からの情報、意見をもとに検討した」と説明。イラン戦では、佐々宜央アシスタントコーチがヘッドコーチ代行を務める。
■日本、追い上げ及ばず黒星
日本のスターティング5は富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、井上宗一郎、吉井裕鷹。第1クオーターは27-25と日本のリードで終える。しかし第2クオーターで失速。馬場の3ポイント、比江島のレイアップによる5得点にとどまり、32-44とリードを許す展開になる。第3クオーターも立て直しできず、さらにリードを広げられる。日本は第4クオーターで追い上げを見せるも及ばず、68-79で敗れた。
日本はWindow4でカザフスタン代表(同68位)とも対戦。試合は30日、沖縄県沖縄市・沖縄アリーナで行われる。