5人制バスケットボール男子日本代表は8月14日、ゼビオアリーナ仙台(宮城県)にて開催された国際強化試合「SoftBank カップ 2022」でイラン代表と前日に続いて対戦し、80-58の大差で2連勝を収めた。
■日本代表スターティング5
- 富樫 勇樹
- 須田 侑太郎
- 馬場 雄大
- ウィリアムス ニカ
- 井上 宗一郎
この日の試合の先制点はイランで、第1クォーターでは8点差と大きくリードされる場面があったが、日本は16−17の1点差にまで詰め寄る。第2クォーターからは日本の反撃が続き、41−31と10点差まで広げて後半へ折り返す。
第3(18−11)と第4(21−16)のクォーターでも、日本はイランを突き放し、最終的に80−58という大差をつけて強化試合2連勝を達成した。
この強化試合2日目の対戦では、およそ1年ぶりに日本代表へ復帰した馬場雄大が、2ポイントシュート成功率100%をマークするなど、合計21得点という両チームの中でもベストスコアを稼ぎ、日本の連勝に大きく貢献した。また、日本チーム全体でもフリースロー12回のチャンスを全てスコアに変えるなど、精度の高いシュートで会場を沸かし、7月のアジアカップでイランに敗北した悔しさを晴らすように、新生「AKATSUKI JAPAN」の男子代表らは、着実な成長に手応えを感じているようだ。
「昨日のゲームでの反省点を、(今日の)ゲームを通してやれたと思う。(日本チームで)誰が出ても、エネルギー溢れるプレーができた」
「(ワールドカップ予選に向けて、この強化試合とは)また一味違うイランと戦うことになると思う。アジアカップで得た経験を次の試合でも生かしたいと思いますし、またこのメンバーでひとつずつ積み重ねていきたい」
- 馬場雄大・試合終了後インタビューより
男子日本代表は今後、8月22日から始まる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window 4」に出場するため会場となるイランへと向かい、開幕まで1年あまりとなったW杯の出場枠をかけて、再びイランとアウェーで激突する。
■招集選手
- ウィリアムス ニカ (島根スサノオマジック)
- 岸本 隆一 (琉球ゴールデンキングス)
- 比江島 慎 (宇都宮ブレックス)
- チェンバース アキ (群馬クレインサンダーズ)
- 永吉 佑也 (ライジングゼファー福岡)
- 須田 侑太郎 (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
- 富樫 勇樹 (千葉ジェッツ)
- 馬場 雄大 (-)
- フリッピン コー (琉球ゴールデンキングス)
- 寺嶋 良 (広島ドラゴンフライズ)
- シェーファー アヴィ 幸樹 (シーホース三河)
- 吉井 裕鷹 (アルバルク東京)
- 川真田 紘也 (滋賀レイクス)
- 西田 優大 (シーホース三河)
- 井上 宗一郎 (サンロッカーズ渋谷)
- 河村 勇輝 (横浜ビー・コルセアーズ)