初優勝の岩谷産業など 女子駅伝の頂上決戦ゆき上位16チームが決定|プリンセス駅伝2023

女子実業団駅伝の頂上決戦に向けて、その大会出場権を争う全国統一予選会「プリンセス駅伝」が10月22日に福岡県宗像市および福津市にまたがるコースで開催された。岩谷産業が初優勝を果たすなど、上位16チームが11月に行われる「クイーンズ駅伝」の出場切符を手に入れた。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
実業団女子駅伝予選会・プリンセス駅伝2022
(時事)

日本実業団陸上競技連合が主催する「プリンセス駅伝 in 宗像・福津~第9回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会~(以下:プリンセス駅伝2023)」が10月22日に福岡県宗像市および福津市にまたがる6区間・トータル42.195kmのコースで開催された。

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天候に恵まれた秋空の下、エントリーした31チームが一斉にスタート(写真上は2022年大会)。女子実業団の駅伝日本一を決める大会の出場権をかけた争いは、5区からのコース終盤で2位以下を突き放し、2時間18分46秒のタイムを記録した創部7年目の岩谷産業が初優勝した。

プリンセス駅伝2023の上位16チームとタイム(記録)は、以下の通り。

プリンセス駅伝2023で優勝した岩谷産業など上位16チームは、11月26日に宮城県で行われる「クイーンズ駅伝」こと、女子実業団駅伝の日本一を決める「第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」の出場権を獲得した。

また、10月15日に行われたパリ2024マラソン日本代表選考会である「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に多くの選手が出場していることを考慮して、プリンセス駅伝2023に限ってはMGC出場権獲得者が所属するチームには、原則として今大会に出場し、かつ完走することを前提に、クイーンズ駅伝2023の出場権を与える特例措置が設けられていた。このことにより、25位に終わったワコールも、クイーンズ駅伝2023の出場権が付与されている。

プリンセス駅伝2023で出場権を得た17チームにくわえて、クイーンズ駅伝2022で入賞し、シード権を得ている上位8チーム、合計25チームによって、2023年エディションの日本一を決める戦いが行われる。

参考資料(外部リンク):

プリンセス駅伝 コース・区間

  • 第1区 宗像ユリックス~宗像大社 7.0km
  • 第2区 宗像大社~勝浦浜 3.6km
  • 第3区 勝浦浜~宮地浜 10.7km
  • 第4区 宮地浜~福津市複合文化センター 3.8km
  • 第5区 福津市複合文化センター~宗像大社 10.4km
  • 第6区 宗像大社~宗像ユリックス 6.695km

合計 42.195km

クイーンズ駅伝2023シードチーム

  • 前回1位 資生堂
  • 前回2位 積水化学
  • 前回3位 JP日本郵政グループ
  • 前回4位 エディオン
  • 前回5位 ダイハツ
  • 前回6位 豊田自動織機
  • 前回7位 パナソニック
  • 前回8位 第一生命グループ
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