【陸上】日本選手権35キロ競歩:川野将虎と園田世玲奈が優勝「初の日本選手権者」に

20キロ競歩は池田向希、藤井菜々子、岡田久美子が世界陸上オレゴン日本代表に内定

1 執筆者 渡辺文重
KAWANO Masatora

第106回日本陸上競技選手権大会・35km競歩が石川県輪島市で4月17日に行われ、男子35キロ競歩は川野将虎(旭化成)が2時間26分40秒で、女子35キロ競歩は園田世玲奈(NTN)が2時間45分48秒で優勝。ともにオレゴン2022世界陸上競技選手権大会日本代表に内定した。また35キロ競歩は今回が国内初レースのため、川野と園田は「35km競歩初の日本選手権者」となる。

同日には男女20キロ競歩の特別レースも行われ、この結果、男子はTokyo2020銀メダリストの池田向希(旭化成)、女子は藤井菜々子(エディオン)と岡田久美子(富士通)がオレゴン世界陸上の日本代表に内定した。なお16日には斉藤和夫杯・男女全日本10キロ競歩が行われ、男子は村山裕太郎(富士通)、女子は林奈海(佐賀県スポーツ協会)が制している。

オレゴン世界陸上は7月15日から24日にかけ、アメリカ合衆国で開催される。

もっと見る