ベルギー・アントワープで行われている体操競技の世界選手権2023で、最終日を迎えた10月8日に種目別決勝2日目が実施され、団体総合優勝、個人総合優勝を果たしていた橋本大輝が鉄棒で優勝。今大会での3冠を達成した。同じく日本代表で、鉄棒の決勝に進んでいた千葉健太は12.700点で7位となった。
日本代表選手が1大会で3つの金メダルを獲得するのは体操界の「キング」内村航平さん以来。内村さんは2015年世界選手権で団体総合、個人総合、鉄棒で金メダルを獲得した。
今大会で最後の種目となった鉄棒で、予選を唯一の15点台(15.000点)で首位で通過していた橋本は、決勝8人中5番目に演技を行い、すべての技そして着地をきれいに決めると、着地後にチョークのついた手を4度叩き、自身も満足の表情を見せた。決勝でも唯一の15点台となる15.233点をマークし、橋本の優勝が決まった。
この日は種目別平行棒の決勝も行われ、世界選手権初出場の杉本海誉斗(かいと)が3位で銅メダルを獲得、萱和磨は14.733点で4位となった。
また、女子平均台決勝には芦川うららが出場し、14.066点で5位となった。
体操競技
30日 9月 - 8日 10月
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