日本学生陸上競技連合と読売新聞社が主催する第41回全日本大学女子駅伝対校選手権大会が10月29日、宮城県仙台市にある弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場) を発着とする6区間のコース(合計:38.0km)にて行われ、総勢26チーム(オープン参加1チームを含む)が出場した。
厚い曇が空を覆い、秋冷の肌寒さを感じる気温条件の中、1区を任されたランナーたちが一斉にスタート。前回エディションで6年連続優勝という記録を樹立している名城大学は、2区でトップに立ち貫禄の強さを見せつける。杜の都を巡るコースを駆け抜け、名城大学の襷は最終の中継所までトップで引き継がれていき、2位以下を引き離して2時間4分29秒でフィニッシュ。これにより、名城大学は大会史上初となる7連覇の快挙を達成した。また、2位と3位には、ラストのトラックでの競り合いを繰り広げ、タイム2時間5分21秒と同じ記録となった大東文化大学と立命館大学がそれぞれ表彰台成績を収めた。
全日本大学女子駅伝選手権2023の上位12チームは、以下の通り。
なお、これら12チームが参加希望する場合、12月30日に静岡県で開催される大学女子駅伝の日本一決定戦「2023全日本大学女子選抜駅伝競走(2023富士山女子駅伝)」に出場することができる。
■成績
■コース
弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)発着 6区間38.0km
- 1区(6.6km)弘進ゴムアスリートパーク仙台 → 仙台市中央卸売市場前
- 2区(4.0km)仙台市中央卸売市場前 → 仙台育英学園前(総合運動場側)
- 3区(5.8km)仙台育英学園前(総合運動場側)→ 太白区役所前
- 4区(4.8km)太白区役所前 → 五橋中学校前
- 5区(9.2km)五橋中学校前 → 石井組前
- 6区(7.6km)石井組前 → 弘進ゴムアスリートパーク仙台