AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグ(ACL)2022の準々決勝2試合が8月22日、埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)で行われた。
■浦和は快勝で4強
タイのパトゥムユナイテッドと対戦した浦和レッズは、立ち上がりから主導権を握る。松尾佑介、関根貴大がネットを揺らすもそれぞれハンドとオフサイドでゴールならず。それでも32分、ダヴィド・モーベルグの今大会5得点目で先制に成功。42分にはコーナーキックから岩波拓也が決め、2-0で前半を終える。後半も危なげない試合運びを見せると、小泉佳穂と明本考浩にゴールが生まれ4-0の快勝。準決勝にコマを進めた。
■神戸は延長戦の末敗戦
ヴィッセル神戸はラウンド16の横浜F・マリノス戦から先発メンバーを7人入れ替え、韓国の全北現代との準々決勝に臨んだ。前半は両チーム決め手を欠きスコアレスで折り返す。後半に入り先制したのは神戸。64分に汰木康也がこぼれ球を押し込んだ。だが直後の66分に全北現代に同点ゴールを許すと、試合は延長戦に突入。神戸は103分、グスタボのゴールで全北現代に勝ち越しを許すと、延長後半アディショナルタイムにも追加点を奪われ力尽きた。
浦和と全北現代が対戦する準決勝は、25日に行われる。