AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグ(ACL)2022は、東地区のノックアウトラウンドが8月18日にスタート。18日は2試合が行われ、埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)では、ヴィッセル神戸と横浜F・マリノスが対戦した。
両チーム積極的な立ち上がり見せ、試合は序盤からスコアが動く。
先制したのは神戸。高い位置でボールを奪うと、ショートカウンターから最後は飯野七聖がネットを揺らす。だが横浜FMもすかさず反撃。右サイドから崩すと、仲川輝人のクロスに飛び込んだ西村拓真がヘディングで同点ゴールを奪った。再び試合が動いたのは31分。横浜FMのDFに自陣ペナルティーエリア内でハンドの反則があったとして、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の介入により神戸にPKが与えられる。これを佐々木大樹が沈めた。
後半に入ると両チーム決定機が減り膠着状態が続くが、残り10分でまたしても試合が動いた。80分に小田裕太郎のゴールで神戸が追加点を奪うと、90分にアンデルソン・ロペスの得点で横浜FMが食らいつく。それでも神戸はアディショナルタイム、横浜FMの攻撃を凌ぎきり3-2で勝利。Jリーグ勢対決を制し、準々決勝に勝ち上がった。
浦和駒場スタジアム(埼玉県さいたま市)では、大邱FCと全北現代による韓国勢同士の一戦が行われた。試合は全北現代が2-1で白星。ベスト8入りを決めている。
19日には浦和レッズが、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムFCと対戦する。