AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグ(ACL)2022は、東地区のノックアウトラウンドが8月18日にスタート。19日にラウンド16の残り2試合が行われた。浦和レッズは埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦した。
試合は序盤から浦和のペース。8分、松尾佑介がペナルティーエリア内でファウルを受け、PKをゲット。これをアレクサンダー・ショルツがきっちりと決め、浦和が先制に成功した。その後も浦和は攻撃の手を休めず、19分にダヴィド・モーベルグが直接フリーキックを沈め、39分にもモーベルグが追加点。前半だけで3-0として折り返した。
後半は途中出場のキャスパー・ユンカーが躍動。76分に投入されると、84分には江坂任のパスからチーム4点目をゲットした。さらに終了間際の90+1分、ゴールキーパーの西川周作から江坂、関根貴大、江坂と華麗にパスをつなぎ、最後は再びユンカーがフィニッシュ。相手の最大のチャンスも岩波拓也がゴールライン際でかきだし、5-0の完封勝利を収めた。
ラウンド16のもう1試合は浦和駒場スタジアム(埼玉県さいたま市)で実施。BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)が傑志(香港)に4-0で勝利し、ベスト8に駒を進めた。
東地区は今後、準々決勝の組み合わせを決める抽選を経て、22日に埼玉スタジアム2002で準々決勝を行う。準々決勝には浦和とBGパトゥム・ユナイテッドのほか、ヴィッセル神戸と全北現代モータースが進んでいる。