三浦知良がUDオリヴェイレンセに移籍決定…55歳の“キングカズ”は新天地でも11番を着用

横浜FCは2月1日、三浦知良がポルトガル2部のUDオリヴェイレンセに期限付き移籍をすると発表した。“キングカズ”の愛称で知られる三浦は現在55歳。ブラジル、イタリア、クロアチア、オーストラリアに次ぐ、5カ国目の海外挑戦となる。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Kazuyoshi Miura
(2018 Getty Images)

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の横浜FCは2月1日、三浦知良がポルトガル2部のUDオリヴェイレンセに期限付き移籍をすると発表した。

“キングカズ”の愛称で知られる三浦は、クラブを通じてコメントを発表。「新天地でも自分らしく、プレーしている姿を皆様へ届けられるように努力いたします。Boa Sorte!(幸運を)」と新たな決意を綴った。

横浜FCに関わる全ての皆様
この度、ポルトガル二部リーグのUDオリヴェイレンセへ期限付き移籍することを決めました。スタッフ、チームメイトをはじめ皆様に支えられ、新しいチャレンジができることに感謝申し上げます。新天地でも自分らしく、プレーしている姿を皆様へ届けられるように努力いたします。横浜FCのJ1での幸運を祈願しております。本当にありがとうございました。
Boa Sorte!

UDオリヴェイレンセは三浦が長く着用している背番号「11」にちなみ、現地時間11時11分に発表。公式Twitterでは三浦の加入を漫画風の動画で伝えた。動画ではポルトガルと日本語で、「日本からはるばる」「彼はレジェンド」「メディカルチェックを通過」と移籍の様子を伝えられた。「11番のユニフォームで公式写真を撮影」とも紹介されており、新天地でも引き続き11番を着用するようだ。

三浦は1967年2月26日生まれの55歳。15歳でブラジルに渡ってプロ契約を勝ち取り、読売サッカークラブやヴェルディ川崎(当時)でJリーグ黎明期に活躍した。その後は京都パープルサンガ(当時)やヴィッセル神戸のほか、イタリア1部のジェノア、クロアチア1部のザグレブでもプレーした。2005年から横浜FCでプレーし、同年はオーストラリアのシドニーFCにも期限付き移籍で在籍。2022年はJFLの鈴鹿ポイントゲッターズでプレーし、18試合2得点を記録した。三浦にとっては今回が5カ国目の海外挑戦となる。

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