ドイツサッカー1部ブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトは1月30日、ウニオン・ベルリンから原口元気の獲得を発表した。背番号は「17」、契約期間は20224年6月30日(2023-24シーズン)までとなる。シュトゥットガルトにはFIFAワールドカップカタール2022日本代表の遠藤航、伊藤洋輝が所属している。
1991年5月9日生まれの原口は、Jリーグ・浦和レッズの下部組織出身。同クラブでプロデビューを果たすと、2014年夏にブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへ移籍した。その後はドイツのクラブを渡り歩き、フォルトゥナ・デュッセルドルフとハノーファー96を経て、2021‐22シーズンからウニオン・ベルリンでプレーしていた。
日本代表・SAMURAI BLUEとしても74試合に出場し、11ゴール。FIFAワールドカップロシア2018に出場した際は、同大会ラウンド16で先制ゴールをマークしている。
シュトゥットガルトはリーグ戦第18節終了時点で、降格プレーオフ圏内の16位と同勝ち点の15位。原口は残留への起爆剤として活躍が求められる。スポーツディレクターのファビアン・ヴォールゲムート氏は、原口について以下の通りコメントを発表し、期待を寄せている。
「原口元気は、優れたサッカー選手としての資質と豊富な経験を持っている。彼はドイツとブンデスリーガを熟知しているので、新天地での長い慣らし期間は必要ないだろう。彼が短期間でチームの質を向上させることができるのは非常に喜ばしいことであり、温かく迎えられることを願っている」
なお、シュトゥットガルトは同日、ポルトガル1部のSLベンフィカからギル・ディアスを獲得したことも発表した。