日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の清水エスパルスは1月28日、鈴木唯人がフランスサッカー1部リーグ・アンのラシン・クルブ・ドゥ・ストラスブール・アルザスへ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2023年1月27日から2023年6月30日。背番号は18に決まっている。
2001年10月25日生まれの鈴木は、2020シーズンに船橋市立船橋高校から清水に加入しプロデビュー。J1リーグ通算83試合出場で5得点、2022シーズンは同リーグ20試合出場で3得点をマークしている。
パリ2024オリンピック出場を目指す世代別代表でも中心選手として活躍しており、2022年6月のAFC U-23アジアカップでは3ゴールを挙げた。
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ストラスブールも鈴木の加入を発表している。「サイドバックもこなし、両足の技術が高く、視野も広いセントラルMF」と紹介。マーク・ケラー代表も「鈴木を迎えることができ、大変うれしく思っている。以前から私たちはアジアに門戸を開きたいと考えており、彼は私たちが追いかけていた若手選手の1人だった。スペインとポルトガルで行われたU-23日本代表の遠征で彼を見たとき、彼の良さを再確認できた」と期待を寄せた。
ストラスブールには、2022年のカタール大会など、日本代表として4度のFIFAワールドカップ出場歴などを持つ川島永嗣も所属している。