Tokyo2020(東京五輪)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」トップチームの稲葉篤紀監督、建山義紀コーチ、井端弘和コーチが、11月26日と27日のみやざきフェニックス・リーグで、北海道日本ハムファイターズの指揮を執った。
稲葉監督らが指揮を執った日本ハムは、26日に埼玉西武ライオンズと対戦し1-1の引き分け。27日は中日ドラゴンズ戦に臨み、5-3で勝利を収めた。
稲葉監督が実戦で指揮を執るのは、2019年の「第2回 WBSC プレミア12」以来約1年ぶり。稲葉監督は2試合を振り返り、「様々なシチュエーションの中で、”五輪ならこうしよう”、”投手交代はこうなったらしよう”と想定しながら確認ができた。中身の濃い2試合だった」とコメントした。また、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、1年延期となった東京オリンピックについては、「準備する時間をたくさんいただけたと捉えている。楽しみな若い選手も出てきているので、東京五輪を戦う24名の選考を大いに悩んでいきたい」と語った。
稲葉監督らは両試合で日本代表のユニフォームを着用し、日本ハムの指揮を執った。今季のみやざきフェニックス・リーグは全試合無観客で開催されている。