【競泳】ジャパンOP女子50m自由形:池江璃花子は学生新で2位「次は1番を狙って、さらに上に行けるように」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部

東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で開催された競泳「ジャパンオープン2020(50m)」は2月7日、最終日を迎えた。女子50m自由形では、池江璃花子(ルネサンス/日本大学)が学生新記録となる24秒91で2位。 大本里佳(ANAイトマン)が24秒75で優勝した。(写真は時事)

池江は予選で25秒06をマークし首位通過。決勝は24秒91で2位だった。レース後のインタビューで池江は、「予選で1位通過できるとは思っていなかった。25秒3が目標だったが、それを予選から大幅に上回れたこと、決勝でそれ以上の記録を出せたことはよかった」と自身の泳ぎを振り返った。順位については、「表彰台の3人が24秒台というハイレベルな戦いの中で2位に食い込めたことは、自分の成長を感じることができた」とした一方、「2番という結果には変わらないので、次は1番を狙っていきたい」と語った。

今後については、「(白血病の治療・療養から復帰後初となる、50m,100mバタフライに出場予定の東京都OPEN水泳競技大会2021は)正直自信はないが、自分なりに精一杯泳ぎたい。(東京オリンピック代表選考大会の第97回日本選手権が行われる)4月については何も決まっていない」とした。

2月8日で白血病の罹患発覚から2年を迎えることについて問われると、「泳ぎ始めてから1年経っていない状況で、自己ベストからコンマ数秒という世界に戻ってきたことはうれしいこと。今までの自分はもっといけていたんじゃないかなという記録で泳げているので、これからさらに上に行けるように頑張っていきたい」とコメントし、抱負を語った。

ジャパンオープン2020(50m)結果(セイコー競泳リザルト速報サービス)

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