柔道の講道館杯全日本体重別選手権が、千葉ポートアリーナで行われた。
最終日は男女合計7階級が行われ、男子90kg級ではリオデジャネイロオリンピックの金メダリスト、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)が大会初制覇を果たした。
男子100kg級は熊代佑輔(ALSOK)が6年ぶり2度目の戴冠。100kg超級は影浦心(日本中央競馬会)が初めて制した。故・斉藤仁を父に持つ16歳の斉藤立(国士舘高)は1回戦で敗れている。
女子は48kg級芳田真(比叡山高)、52kg級前田千島(三井住友海上)、57kg級富沢佳奈(東海大)が大会初優勝。63kg級では昨年の覇者、土井雅子(JR東日本)が連覇を達成した。
なお、五輪で過去2大会メダルを獲得し、出産を経て復活を目指していた57kg級の松本薫(ベネシード)は1回戦敗退に終わっている。