現地時間の9月18日、アゼルバイジャン・バクーで開催されているFIG(国際体操連盟)第37回世界新体操選手権が3日目を迎えた。
この日は、日本勢の皆川夏穂と大岩千未来(ともにイオン)が、個人総合の3種目目「クラブ」の演技を行った。
皆川は、20.450点で11位、大岩は19.300点の20位で、それぞれ個人決勝には進めなかった。同種目でも、ロシアのアリーナ・アべリナが24.250点で首位、アリーナ・アべリナが24.000で2位と、アベリナ姉妹がトップで予選通過した。個人決勝は、翌19日に行われる。
現在「フープ」、「ボール」そして「クラブ」の3種目を終えての総合順位で、皆川は61.700点の10位ろ、前日と変わらず。大岩は、58.300ポイントの17位と、前日から2つ順位を上げた。
個人総合予選はフープ・ボール・クラブ・リボンの4種目を実施。このうち得点の良かった3種目で順位を競う。上位24名は決勝に進出。決勝で16位以内になれば五輪出場枠を獲得できる。ただし日本は開催国枠で1枠を確保しているため、16位以内に2人入り、日本の出場枠を上限の2枠にすることが目標となる。
日本が2枠を獲得した場合、同大会の日本人最上位の1名が代表内定となる。現時点では、皆川と大岩の両選手が16位以内に入った場合、皆川が代表内定となる。翌19日には、クラブおよびリボンの予選および決勝が行われる。