山口海輝 レスリング世界ジュニア選手権で優勝 国際大会初の金メダル獲得

各国の代表がしのぎを削る世界ジュニア選手権

レスリングの2019年世界ジュニア選手権フリースタイル61kg級と74kg級の決勝が8月14日にエストニア・タリンで行われた。日本勢では山口海輝と基山仁太郎が決勝に進み、山口が優勝、基山が準優勝だった。

山口はアンドレイ・ゼレプ(ウクライナ)を相手に第1ピリオドを1-2とリードされるが、第2ピリオド開始早々に逆転。その後は、安定した試合運びでポイントを獲得し、合計13-2で優勝した。山口はこれが主要国際大会初の金メダル獲得となった。

一方の基山はデービッド・アーロン・カー(アメリカ)と対戦。終始、リードを奪われ敗北し、準優勝に終わった。基山にとって昨年のU23世界選手権の銅メダルに続いて国際大会のメダル獲得となった。

優勝した山口は1999年生まれの21歳。身長165cmという身長ながらも、全日本学生選手権で表彰台に上るなど、TOKYO2020でメダル獲得が期待される選手だ。

また、女子フリースタイルの50kg級で須崎優衣、59kg級で南條早映、68kg級で松雪成葉が決勝に進んだ。

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